身勝手
奏風
音楽
音楽で人を助けられるような人になりたい
誰かの支えになるような曲を作りたい
誰かに頼られたい
そんな願いは叶わないことくらい、知っているのに。
仕事にしたところで、収入なんか得られないことも知っているのに。
それでも前を向いて音楽をやっている人が羨ましい。
あの人たちは、この世の中の常識を覆して感情に身を任せて今を生きている。
そういう人を見ていると、少しばかり
息が苦しくなる
「遠くの人を幸せにする人は
近くの人を不幸にさせる」
たとえ音楽の道で成功したとしても、
安定して収入が入らないからと
家族はそれをよく思わないだろう。
社会の常識から外れているから、のけ者になってしまうんだろう。それでも前を見続けて作り続けることが出来る人間に弱い僕はなれない
自分は音楽の道には進めない。
曲を作ることが"好き"という感情を見失いたくないから
だから音楽を仕事にはできない
身勝手だ
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