事件発生
★大巳ひる子の登場
一通り、社務所の探索が終わったタイミングで探索者の元に黒いローブで全身を隠した女性(大巳ひる子)がやってくる。
探索者は息子さんが来ると聞いていたけど…と聞くなら「兄は体調が悪く代わりに妹の私が来ました」と言う。実際には兄と父である神主を無形の落とし子で殺害した後、探索者をツァトゥグァの生きた捧げ物にしようとして来た。
●目星成功
赤黒い染みが服に着いているのが分かる(返り血)
大巳ひる子は「お持ちした料理です」と言い。重箱を置いてその場を立ち去る。
◆無形の落とし子の登場
大巳ひる子の持ってきた重箱を空けると無形の落とし子が飛び出し探索者に襲いかかる(もしくはKPの任意のタイミング)。
無形の落とし子は噛みつきなどで探索者の拘束することを狙い。生け捕りにしようとする。しかしその様に暴れている最中に御守りなどのヘルメス・トリスメギストスの毒塵に触れてダメージを受けて外に逃げ出してしまう。
◆外への脱出
ここらかは再び自由探索になるが、社務所に立て籠る場合は1D3の無形の落とし子が襲撃してくる。また大巳ひる子が何かを唱える声が聞こえてきてくる。そして次第にこの社務所の空間がまるで神殿の様な物に書き代わり始める(空間を繋げてツァトゥグァのいる神殿にそのまま送りこもうとしている)。
社務所の入り口に無形の落とし子が一体待機しているがヘルメス・トリスメギストスの毒塵が当たれば隙ができて脱出できる。
神社の外もしくは本殿に向かうことができる
※ヘルメス・トリスメギストスの持ち出しは1人につき1D6個とするが提案により増やしても良い。
●外に出た時に目星成功
若い男性の死体を見つけるSANチェック0/1D3
(ひる子によって無形の落とし子で殺された竜也)
調べると鍵を見つけることができる(祝詞の入った箱の鍵)。
★神社から出て村に下る
洪水が起きており、DEXを3回成功させなければならない。そしてその後に幸運を成功させる事により救助隊に救われる。
失敗する度にペナルティダイスを一つつけた水泳に成功する必要があり、失敗するとロスト。
成功した場合は探索者は生還するが後に村はこの洪水が原因で跡形もなく消える。
★本殿(クライマックス)
ひる子は3体の無形の落とし子と共に探索者を追う。本殿に近づくにつれて無形の落とし子の動きが悪くなる(DEX1/2が切り捨ての値になる。また攻撃の成功も1/2が切り捨ての値になる)
本殿の中には蛇と人間が合わさった様な御神体(イグを模した像)と剣がある。
剣は古いものだが手入れさており実用性が有るものだと分かる。
1D10+DB (刀身を清めるの効果を受けている)
◆目星などの成功
小箱を見つける。竜也が持っていた鍵で開く。力付くの場合は耐久3のダメージを与える必要がある。中身は蛇神様への祝詞。この祝詞は日本国語に成功し、3ラウンドかけて読み上げることができる。
もし探索者がこの祝詞を読み上げたなら一時的にイグが降臨して探索者を追撃に来た大巳ひる子をただの蛇に変えてしまう。(この特殊な状況下のみでの降臨。普段はこんなに簡単に出てこない)
SANチェック1/1D6(イグのSANチェックはルールブックに従う)
イグは「許すのは今回が最後だ」と言い雨を止ませてから消える。もし探索者がイグに敬意を示すならKP判断で祝福を与えても良い。
★クリア方法
ひる子を武力もしくはイグの降臨により無力化する。ひる子が死ぬと無形の落とし子は消える。
探索者が途中で脱出した場合はひる子自身がツァトゥグァの贄となってしまう。
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