第23話 ダンジョンと魔法少女3
「わああああああ!?!?ごめんなさいーーー!?」
後ろからつけてきてた人が急に叫んでは近づいてきた。おびえてる?何に?彼女が何かに追いかけられてる?
そう思いこっちに逃げてきてる彼女の後ろに注意を向けると...
「「ワーム!?」」
クソデカワームじゃん!?いやお前いるの深層の砂漠の階層だろなんでこんなとこにいるんだよ初めて合ったわ!?
「雷獣!」
1言雷獣を呼ぶと、「ガゥ」と鳴いて雷を纏いながら近くまで戻ってきた。そしてワームを見ると直ぐに突撃していった。
「速く後ろに!」
「2人とも逃げてぇぇぇあれは無理ぃぃぃ」
「1人はちょっと厳しそう、いける?」
「問題無し」
流石にあれをアリス1人では早すぎる。まぁ1年以内には出来るようになってそうだけど今は流石に厳しそうだし私が対処する。走ってきた女の子?なんで女の子がここに?いや後々、今はこっち。
女の子を後ろに匿って私達3人を覆うように結界を張る。アリスの方を一瞬みると目があったので結界の維持とコントロールを手放しアリスに移行させる。アリスも意図を汲み取ったのか結界の維持とコントロールを始めた。
「ギュウオオオオオオ」とか言う叫び声が聞こえてくるがただ煩いだけなので無視しつつ鑑定を入れる。雷獣はこの間に何度も攻撃を仕掛けているみたいだけどあんまりダメージ入れられてないってどういうこと?
・エンシェントグランドワーム
・古代生命体
・ー
・ー
・ー
古代生命体ね、だからか。こいつらは古代生命体独自の共通魔力じゃないとあんまりダメージ受けないし物理も効きにくい面倒なやつらなのよね。
ほんとなんで下層上部にいる!?お前いるの深層あたりでしょ!?
はぁー初めて見つけたとき特定の魔力探すの大変だったなぁ
とか思いながら魔力を練り直し変質させて...いや、ついでに実験体になってもらおう。丁度試したかったことがあるのよね。
私は魔法少女としての魔力が強く出るように魔力を練り直し、
「うぇぇぇ!?本物だぁ!?すごい!?」
結界を食い破って中に入ろうとしていたワームの体にビームがあたり貫通する。その際周囲も吹き飛ばしながら飛んでいったため綺麗に全体に大ダメージが入り分裂も再生も出来ずに即死した。
「お疲れ様」
「お疲れ様、結界ありがとね」
アリスが労いの声をかけてきたのでお礼も返す。急に結界任せちゃったけどなんとかなったようでよかった。
「侵食がそこそこ強くてびっくりした」
「Cランク異界のコアくらい強いから、あのワーム」
「え?...それここにいて大丈夫?」
「全く大丈夫じゃない、本来深層にいる奴ら」
「...イレギュラー?それとも魔力異常?」
「警報無いしイレギュラーっぽい」
「不運」
「ね、でもこの階層でこのドロは美味しい」
さっき軽くだけどドロップしたもの確認したら素材がそこそこ落ちてたし深層級の魔石もあるからね。ダンジョンは下に行けば行くほど素材の質も魔石の質も高まるから。
「そう?」
「うん、本来深層にいるやつだし」
「なるほど」
伝わったようでよかった。今日一日で一気にここまで来たしドロップの変化も実感できるか。
「あ、あの〜助けて頂き誠にありがとうございました!」
後ろにいた女の子が腰を90度に折ってお礼を言った。ああそういやいたわ。ワームの印象が強すぎて飛んでたわ。
「無事でよかった」
「ん、よかった」
ん?...後ろに浮いてるのって配信カメラ?腕輪は、付けてるし表示もされてると。...不味くない?現在進行形で今の常識破壊してることになるけど。
「アリス、どうする?」
「...どうしよう?」
配信に気づいたときにアリスに近づいてから後ろにまわして2人でこそこそ話をする。
やばい
◇◇◇◇◇
解説10
魔法はイメージの世界であり、イメージと魔力の相性が良ければだいたい何でもできてしまうのが魔法です。まぁそこまで自由に扱えるようになるのは相当慣れなければならないです。あと才能も。
ルミナがビーム?を撃つときに指先からじゃなく砲塔を創ってるのはそのほうが本人が強いビーム?をイメージしやすかったからです。
だって指先からビーって撃つのと砲塔からバーンって撃つのだったら砲塔のほうが強そうじゃない?
イレギュラー
魔力異常関係なくその階層に見合わない強い個体や弱い個体が出現すること。
関係ない?話し。
やっぱ8月中に30話まで書くのは無理でした!!すいません!!
えーっと、それから書いてる
処女作リンク↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330658109938470
あ、こっちは作者の気の向くままに書きすすめますので不定期です。まぁ最低でも月1投稿はしたいかな?わからんですが。
それから久々にちゃんと確認したらブクマ10人くらい増えてたりPVが1300超えてたりびっくりした!!ありがとうございます!感謝!
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