第14話 小説を書く上での心構え

小説を書いて投稿すれば必ずぶつかる事ですが、それは評価されたり、色々なコメントが来るという事です。


中には辛らつな評価をされる方もいます。ですが、全部が悪意のあるコメントではないのです。それをどう受け止めるかで、自分の実力が変わってきます。


誤字脱字は皆さん平気で受け止めるでしょう。ですが、そうではないコメントも多くあります。


例えば、私が何度も言っている小説の基本的書き方を教えてくれるコメントもあります。その時にあなたはどうします? 私は殆どの場合素直にご教授願います。基本が出来ていないのは自分が悪いのですから。


まして、それを直すだけで読んでくれる方が増えるならやるべきです。自分の糧にも成りますからね。


ここまで読んで、皆さんはどう感じましたか? そんな事当たり前だろうと思ったのではないですか? ですが、決してこれは当たり前じゃないんです。作者によっては対応が違うのです。中には運営に通報する人もいます。


悪意があって書いたコメントではなく、親切心でこうしたらもっと良くなりますよと書いただけで通報する人もいます。そんな事があるから、わざわざコメントにこういうのが平気な方ですかと聞いて来る読者様もいます。誤字脱字でもです……。


酷評をコメントしたんじゃないんですよ。段落下げや句読点の打ち方などをアドバイスしただけです。または改行を殆どしない書き方をされている人に、もっと改行しないとスマホなどでは読み難いですよとコメントしてもです。


これって私も読者様にコメントされた事です。勿論、私の場合は読み専時代が長かったので、他の方の作品のコメントも読んでいますから、こういう事も書かれるというのは知っていましたから抵抗なく受け入れられました。


ましてコメントまで書いてくれる方はちゃんと読んでいるからです。例えそれが酷評であってもです。読まずにコメントなんて書けませんからね。


ですから私は読者様のコメントを大事にします。だからと言って全員でも無いです。中にはこれ悪意しかないだろうという方もいますから。


ですが削除をした方は居ません。二人ほど違う意味でトラブルになった方が居ましたが、その方の近況ノートのコメントを削除したことはありますが、自分の物は依頼された分以外はした事はありません。


趣味で書いた小説でも読んでもらいたいでしょう。ただ書くだけで満足する人は少ないと思います。それなら先ずは謙虚に成りましょう。これはとても大事な事です。


唯我独尊であり、謙虚である人が好かれる作者に成ると思いますよ。これは私の持論ですが……。


この話は何だか愚痴っぽくなってしまいましたが、実際小説を書くようになって分かる事でもあるんです。



最後に私が尊敬している読者様から頂いた言葉ですが、本当に励みになります。

この方本当に凄いんですよ。月に少ない時でもWEB小説を300万文字、その時は紙の本を別に読んでです。多い時はWEBだけで570万文字。


その上でコメントを下さるんです。


「褒めるも酷評も誤字、誤用、さらに提案も聞くことができる御仁ですので、こちらも安心して読ませていただいております。」


この方以外にもいらっしゃいます。丁寧に校正までして下さる方です。


本当にありがたいです。

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