私の小説の書き方(素人が気軽に小説を書く方法)
まほろば
第1話 小説を書く
沢山の人が創作論を書かれていますが、それは書籍化をしたい方の方法で、私のような素人が書く方法とは違います。今回私がこの創作論を書こうと思ったのは、ハードルを下げたいと思ったからです。
実際に書けば私なんかより語彙力も文章力もある方は多いと思います。ですが、いざ書こうとするとプロットがどうしただとか、色んな事で
ですから、この創作論では簡単に気軽に書く方法、実際に私がやっている方法を紹介して簡素化したいと思います。勿論、正式なプロットを使用した書き方も紹介はしますが、それは何処でも紹介されている物なので、ご自分で調べても分かる事です。
先ずは一番に私がやった事から書いて行きますね。
1 どんな物語が書きたいか? どんな物語が読みたいか?
2 ジャンルは? 異世界物 転生、転移
3 拘る事は?
4 主人公は男、女?
5 題名?
6 プロットなし
1については世界観が突拍子のないもの、例えばスキルが現代から物が取り寄せられるとかそういう感じじゃない物。異世界だけど現実の世界なんだから、そんなスキルが存在するのはご都合主義が過ぎるから避ける。
別にそういう設定が嫌いという訳ではないのですが、兎に角先ず自分が読みたい、書きたいと思った物がそれだっただけです。
他には物作り系や錬金術が出て来るものが好きだったので、そこから、産業革命という題名を思いつきました。次に異世界の産業革命はどんな物かな?
2はもう異世界物と決めていましたから、あとは転生物にするか転移ものにするかです。転生なら子供から書かなければいけないので、産業革命に持って行くのに時間が掛かると思い、若返った転移にしました。
3は産業革命だから普通の異世界物より遅れた世界で無いといけない。それと貴族や王族と直ぐに関わる事が無いようにする事。これだけは絶対にしないと決めていました。
4主人公は処女作ですから当然のように自分の性別にしました。書きやすいですからね。
5は1で考えた大まかなストーリーというか、こんな感じの小説から、最終的な題名を決めました。
6 プロットなしは知らなかっただけですw ですから、1~5まで決まった時点で書き始めました。
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多分ここまでは思いつく人も多いと思います。ですが、実際に書くとなるとここからが出来ない。
では私はどうしたか? 簡単です。テンプレの転移場面を書く事が一話になりますから、一話のタイトルに「テンプレから」と書きました。テンプレですから、タイトルが「転移」「転生」など何でも良いのです。
もっと凝りたいなら、プロローグにして、物語の途中や最終場面のような物を入れてもいいでしょう。まぁ初心者にはお勧めしませんが……。
タイトルが決まれば、後はどうやって死んだかとか、どんな仕事をしていたとか、を書けばいいだけです。プロットなしで書くというのはこういう感じです。タイトルに合わせた文章をその話の中に詰め込めばいい。
言ってみればタイトルがプロットでもあります。ですが私の場合はこれが変ることが有る。タイトルを決めて書いたつもりが、話を書いているうちに変わってくる。そういう時は、途中でタイトルの方を変えます。
ここまでが、小説を書こうとする第一歩です。これさえ乗り切れば恐らく3~5話ぐらいまでは書けます。1話1500~3000文字前後ならです。
結論、題名とタイトルが書ければ書き始める事は出来ます。
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