TS迷宮少女は、男の子に戻ることを夢にみる

うぱーのんNEØ

第1章

変わる世界と迷宮少女

第1話 プロローグ


朝5時

 

「どうしてこうなった」


僕の名前は、桜波 吹雪

17歳の高校生だったはずだ。

何故だか今の僕の姿は、和風美人という感じだ。背が170cmくらいあり、黒い髪が腰あたりまで伸びている。悲しいことに胸がある。男子の頃には無かったものだ。


「これじゃあ、学校に行けないよ……」


しばらく現実逃避をしてから、僕は学校に今日は休むと連絡を入れた。まだ朝ご飯を食べてなかったことを思い出し近くのコンビニへと向かう。


コンビニで朝ご飯を買い、帰り道を歩いていると道路の脇に、行きがけにはなかったはずの穴があった。


「なんだろうこの穴

 ……気晴らしに少し入ってみるか。」


そう言って荷物を持ったまま穴に入って行った。

穴に入って周りを見渡していると


《世界で初めてダンジョンに侵入しました、報酬を渡します》


と聞こえた。声は機械音声みたいに無機質な口調だった。

機械音声が何処から聞こえてきたのか、周りを探っていると、目の前に汚い緑色の肌をした醜悪な顔をした化け物が

現れた。


「ゲゲゲゲッ、ゲゲ!!!」

「うわぁぁぁぁぁぁ」


僕は、化け物に気づかれてしまったことに驚いて悲鳴を出してしまった。

化け物は、悲鳴を出した僕を嘲笑うようにゆっくりと歩いてきた。そして、化け物が自分の目の前に立ち止まり、化け物がゆっくりと拳を振ろうとした。

僕は、叫びながら化け物を蹴った。

 

「うわぁぁぁ!!」


突然の蹴りに化け物は、反応出来ずに尻もちをついて転んだ。その瞬間僕は、化け物に馬乗りになり化け物の醜悪な顔を何十回も殴った。 化け物が少しも動かなくなり殴るのをやめようとした時、


《おめでとうございます、世界で初めてモンスターを討伐する事に成功しました、報酬を渡します》


と聞こえた。声が聞こえなくなってから5秒後、目の前

に1冊の本が現れた。本の表紙には、

世界資源発生機構ワールドダンジョンシステム、能力解放機構、ステータスシステム説明書』

と書かれていた。

5時間程かけて本を読み終わった。

本には、色々なことが書いておりダンジョンの発生理由や

ステータスについて主に書かれていた。


「本には、と言うとステータスが表示されると書いてあったけどどうかな?」


「ステータス!!」


ステータス―――――――――――――――――――――

名前 桜波 吹雪

種族 人間?

性別 女

称号 『開拓者パイオニア


【HP】100

【MP】50


【攻撃力】50

【防御力】60

【魔攻力】50

【魔防力】40

【素早さ】70

【器用さ】50

【運】 12


スキル

【ユニーク】

・⬛︎⬛︎の力

・無限空間

創造者クリエイター

【エクストラ】

・鑑定

【ノーマル】

・拳術 Lv.1


SP 10

――――――――――――――――――――――――

「凄い、本当に出てきた!」


ステータスが本当に出てきたことに驚いてると、

突然、眠くなってきた。

眠気に抗おうとしたが、抗えずに意識を手放した。




_____________________

こんばんは(⸝⸝⸝´▽`⸝⸝⸝)ノ

今回初めて小説を投稿させて頂きました、

うぱーのんNEØです。

感想やアドバイスを頂けると作者の励みになります。

まだまだ未熟者ですがよろしくお願いします。

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