第19話 優勝

俺はキマイラを倒し、神石を手に入れたので、優勝した。そういや優勝商品ってなんだっけ?


「今大会優勝者は、イクスさんです。優勝商品として、その神石を差し上げましょう。」


そっか神石か。そういやこの地球って惑星だっけか。なんか物騒な噂流れてんだよな。なんか俺ら龍紋を狙ってる六音神が地球に来てるって聴いたんだよな。もう目的の品は手に入れたし、早く帝国にもどりたいなぁ。


「ねぇ聞いた?六音神がアルファ帝国?ってとこも襲うらしいよ。」


は?いまなんて言った。そこのJK。

素早く対処しないとな。あぁめんど。


「リン。今の話聞いた?」

「うん。きいた。」

「どうする?やる?」

「もちろん。」


体に異変が……


『……………さま』 

『………るじさま』

『……あるじさま』


ん?いつもとは違う女の人の声が聞こえる...って、なんか羽が生えた少女が見えるんだけど!?


『主様、私の名前ははリタです。直接あなたの脳内に語りかけてます。これからはあの人に代わって、説明や闘い方などをナビゲートさせていただきます。ところで、専属神契約を頼めますか。そうすると、リンさんにも私のことが見え、会話できますし、私の能力がコピーして使えるようになりますから。』


まぁ専属神契約はまだ9個残ってるし、いいや。


〔いいよ。我に宿っている龍神様の力を借り、我の専属神となることをここに許す。〕


『専属神契約が完了しました。残り8人です。』


『ありがとうございます。』

〔敬語でいいよ。〕

『イクス~誰その妖精みたいな女の子。』

『リタだよ。ナビゲートしてくれるって、専属神にしたよ。』

『分かった。』

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