第8話 アンズー


何でアンズーが⁉


「やりがいありそうじゃん!」

「炎魔法発動」

「……なんで!?」


リンが攻撃するもアンズーに攻撃が当たるが全然効いていないようだ。

まあそれもそうか。特級魔法以外はダメージ1にしちゃうもんね。

しかも一秒で10回復するからな。


「任せて。特級炎魔法発動」


アンズーが爪攻撃で1つかき消したが、2こ当たった。

効いているようだ。この調子でやれば…倒せる!!


「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


10個くらい当てたら、アンズーが咆哮した。苦しんでいるようだ。

しかし、それから攻撃が効かなくなった。

アンズーの防御力が上がり、100万辺りまでいったと思う。アンズーは最高120万防御までが確認されているからな。

今の俺じゃ特級魔法は攻撃力70万辺りまでしかいかない。

どうすれば。あ、そうだ!バフをかければいいんだ。


「リン!自分にバフをかけろ!それであいつの防御力を超えるぞ。」

「バフ発動!攻撃力UP!」


だめだ。10万しか上がってない。

まて…そうじゃん…過剰回復があるじゃん!


「リン!過剰回復できるか?ヒーラーの魔法だけど。」

「やってみる!……ごめん無理、15万しか上がらなかった。」


俺も+20万くらいしか無理だ。一回攻撃してみるか。


「………………」


あーだめだ。どうすれば……


「そうだ、バファーはどうだ。」


ドラグが言った


「バファーって?」


「バファーてのは10万以上のバフUPができる2人~3人でバフをしあうんだ。そうすればいけるかもしれない。まあやらないよりはいいかもしれんぞ。」


「リン俺にバフをかけろ!バファーを試してみるぞ!」

「うん!」

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