平和好きな魔王様は人間と仲良くしたい

@kaminetu

第1話

「魔王様再び魔王様の支配下の街に人間が攻めて来ました?」

「うむ、破壊のワーゴンを呼べ。これ以上平和を脅かす人間に恐怖を与えるとしよう。我ら魔族が真の平和主義だとな」

「はぁ」


 魔王は配下の中で一番偉い彼女に仕事を頼み込んだ。

 彼女はすぐさまワーゴンを呼びに行くが街は滅びそうだ。

 一刻の猶予がないと感じ取った、魔王は魔法を使い現場に駆けつけた。

 人間で強いと思う人間を見つけて不意打ちで杖で軽く突く。

 すると杖の先っぽから炎が生まれてその人間を燃やし殺した。


 「バカな、嘘だろう?勇者ガルーシャがやられた!!貴様はなにものだ?」

「我こそが真の平和主義者の魔王様だ。人間の作った魔族人間共存憲法に乗っ取り、お前たちは死刑とさせてもらう。だが、もし反省して降伏するものは我が生かししっかりとした食料を与えよう」


 ほとんどのものは跪き、俺に忠誠を誓い生き残る決断をした。

 だが、流石は勇者と言われたパーティは、戦闘を愛する者。

 我が平和に対する思いは通じないか?

 それは同時に魔物にも通じていない。


「魔王様正直に申し上げます。我らは魔王様に従い人間と交流をしてきました。また同じように合わないように、患部を手配させていただきたい。もし手配をしてくれないならば魔王の支配下から抜けます」

「バカな事を言っている。魔王様は我らはただのコマとしか考えていない。この街を守るためには魔王の支配下に居続けるのがベストじゃ」」

「よかろう。我が患部を派遣する。街の被害は全ての被害額は全て人間に頼み込む」


 再び人間に目を向ける。

 すると勇者パーティは動き出す。

 剣や魔法を整える手筈はせずに魔王の近くにくる


「我ら勇者パーティを解散して魔王様の配下に加えてください」

「よかろう。勇者パーティを改名させてもらい暗黒の三芸と名付けよう。我が配下として迎えるように申し出るわ」

「はい。魔王様の思うままに」


  

 魔王はあらゆる不思議な事だと思った。

 魔王と戦う事を勇者パーティは望んでいたはずだ。

 その考えを捨てたのは何故だ?

 魔王には一応勇者を殺した罪がある。それは魔王だって殺したかったわけではない。

 魔王は魔物の中でトップ!!

 平和主義なため戦たかったわけではないとはいえ、魔王としての責務を果たさねばならなかった。戦力が高いものを殺す事で優位にことは進むと考えた。

 もしや、我を殺すのは避けて弱い配下に攻めようと考えているのか?

 あり得る。勇者と関わる魔族で、勇者よりも強い物を監視させる必要がある。

 その点は勇者の戦力である勇者を倒したため大きな戦力だーmnを受けたはずだ。


「確認を取るが、暗黒の三芸は我が配下に入ろうと思った理由はなんだ?我は勇者を殺した罪はあると理解している。それでも何故我を従う決心をした」


 すると魔法使いの美女が言った。


「はぁ。魔王様は貧困で困っている人に支援金を与えたと聞いています。それを聞き私達元勇者パーティは感動し戦うことに反対だったのです。ですが王の命令には逆らえず仕方なく従ったまでです」


 魔王はそれを聞きその回答に満足した。

 実は勇者は我が魔王であると気付いていた。

 そして悲しそうな表情をして炎に焼かれて死んだ。

 そんな風に魔王は感じていた。

 そのため蘇生魔法を使い勇者復活をさせる決断をした。


 そして蘇生を魔王が始めた時ワーゴンが到着した。


「いけない魔王、勇者の復活は我ら魔族を不幸になる。このまま破壊をする」


 







 

 

 

 

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