第83話 悪役令嬢様の態度が急変? (6)
でもさ、アイツがさり気なく俺にイチャイチャ甘えている最中に。
「姫さま~」
「氏真さま~」
「姉上さま~」
「竹千代様~」
「若~」
「若様~」
「若君~」
数正の兄ちゃんや酒井のヤンキー姉ちゃん、鳥居のヤンキー兄ちゃん、そしてわりと真面目な平岩の兄ちゃん達が俺を探しにでもきて声がすれば。
《バチン!》
《ドン!》
『あちょぉ~!』とお約束だよ。
そう俺は瞬時に
「氏真さま、大丈夫ですか?」
「タヌキ~、貴様~、姉上さまにつまらぬことをしたのであろう? 絶対貴様だけは許さん~!」
「若~、何度言えばわかるのですかぁ~? 今川家の姫さま達に対して仕官行為をしてはならぬと! もしも胸や尻に触れたければ、うちのを触れと何度も諫めた筈ですよ~!」と。
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