3章三話 希望の剣

砕け散りかけていた、頑神の装甲の亀裂が、光り始める

それと共鳴するように探索者が持っていたカードのバインダーが赤いエフェクトをまといながら浮遊する

そのバインダーっは、空中で開き、単色だったカードたちに赤い炎が点火する

その炎の中から出てきた、ただ1つの真っ白ブランクだったカードは目の前で炎に包まれ、紅蓮のAかたどった矢印が、表面に描かれ、その背景が真紅で出来上がった、鮮やかで、炎のようなカードに変わった

そして、手に持っていた端末も炎に包まれ、壊れかけていた場所は修繕、そして底面にあったボタンがなくなり、カードを入れるスロットのようなものになっていた

[操縦者がスロットにカードを差し込む→☆マークへ

差し込まない→〇マーク]へ


☆ 端末のスロットへカードを差し込む

すると、頑神が紅蓮の炎を纏う

そして、亀裂が入っていた装甲はこんどこそ砕け散り、代わりに、紅と白銀の装甲が露になる

探索者も焔に包まれ、そのロボットのコクピットへ入る

そして、すべての装甲が砕けちり、紅と白銀、よりスタイリッシュかつ洗練された姿が露になる

まさにヒーローと呼ぶにふさわしい、その機体は、コクピット内で高表記された

「アクセレート」と

[無名の無機物IIIへ]


〇 探索者は空気を完全に無視して、カードを投げ捨てた

もちろん、無機物は襲いかかってくる

そして、探索者たちは、無機物へと挑むのだった

[無名の無機物III戦へ]


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