第12話 女の子の対処法

「いやぁん……桜田のエッチ……」


 こ、この声は……北川さん!? 

 何してるの!って叫びたいけど息もできない。

 いや、言われるのは、僕の方か……。


 僕、高校生活終了するかもしれない。

 今でもわかる、クラスメイトからのズキズキと刺さる冷たい視線が。

 

「羨ましいなこんちくしょう」


 白川くんは完全に煽ってきてるし、こんなの防ぎようがないじゃないか! 


 もういっそ【#エッチな女の子の対処法】ってSNSにでも投稿して助けを求めたい。


「あなた達、その子イヤがっているわよ」

「ごめん……あたしやりすぎたかも」


 誰かの注意を受けたようで、鈴井さんは少しやりすぎたのだと反省し、落ち込んでいるようにも見えた。


 それに比べて北川さんはまるで最初から何事もなかったかのように腕を組んでそっぽを向いているけど……一番焦った原因がこの人なんだけどなぁ。


「君、大丈夫?」


 そう声を掛けてきたのは、先程までいや、今でも教室内や廊下を賑わしている堀宮さんだったのだ。


―――――――

あわ、あわわわわわわ!!

またまた4名の方に★の評価をいただきました! 本当にありがとうございます!!


目指せ、ラブコメランキングTOP10入りなんて野望を持っていたりします

よろしければフォロー、★の評価よろしくお願いします!



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る