八雲空音は1000連ガチャを回す
ココ異世界
第1章
『プロローグ』
俺、八雲空音(やぐも そらね)は世界の
巨大なガチャマシンは長方形で、
ガチャマシンの中には、カプセルが入っており、全て白い。
どのカプセルにどの『キャラ』が入っているか、わかないようになっている。
右側に目を向けると、風神様の石像が
左側には雷神様の石像も鎮座し、両者ともども俺の様子を
あの時は、ただ、ガチャマシンを見に来たくらいだ。ガチャを回しに来たわけじゃない。
俺は、
名称が長いので『パソグリ』と呼ばれている。
その『パソグリ』を
『1回、回す』
『10連、回す』
『100連、回す』
『1000連、回す』
俺はタッチパッドで操作。
右手がプルプル震えた。
俺は
ガチャマシンは
そして、ガチャマシンの穴からカプセルが、次々と出てくる。
たくさんある、カプセルを見ていく。
SSR『忠義の守護光聖竜セイラ・シュバイナー』
SSR『暴食の暗黒王女スライム ビナ・ヴァイム』
SSR『嫉妬の火炎竜女帝ロザリンヌ・ベルル3世』
SSR『純潔の天女人魚マリン・チャイム』
SSR『勤勉の白銀魔狼ルグ・フェンリル』
俺は思わずガッツポーズと取った。
5体のSSRキャラを引き当てたのだ。
普通ならありえない事である。
5つの虹色に輝くカプセルから
SSR『忠義の守護光聖竜ガーディアンホーリードラゴン』
キャラ霊石は金色のオーラをまとい、温かく、輝いていた。
俺は感動した。
まさか、SSRキャラを手に入れる日が来るとは。
俺には特別な
俺はそれらを『ノートパソコン型グリモワール』である『パソグリ』に転送。
本当は、ゆっくりカプセルを
後日、ゆっくり解放すればいい。
俺は
メール欄にはあるモノが送られていた。
俺はその送られたアイテムを見て――泣いた。
『UR悪魔キャラ交換チケットの権利』
それは俺が
今は特別キャンペーン中だ。
期限は今日から三日目の夜12時まで。
『UR悪魔キャラ交換チケットの権利』
期限内に1000連ガチャを回すと、URのキャラチケットの権利がもらえるのだ。
後、俺は血結晶を100個を持っている。
これをキャラ交換所で『UR悪魔キャラ交換チケットの権利』×1と『悪魔の血結晶』×100個で交換できる。
そして、俺はあるキャラを選ぶ。
UR『
もちろん【はい】だ。
UR(ウルトラレア)である『蒼炎ノ悪魔サラ・D・ブルフレイム』を選ぶ。
すると辺り一面が、
そして、俺の手に、『サラ・D・ブルフレイム』のキャラ霊石が美しく輝く。
1000連ガチャを回した事により、俺の人生が――いや、世界にとっても
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