クラフトによるペナトレイトウィープの懐疑性

@dandamdandam

第1話 少年は圧倒する。

少年は圧倒する。


少年兵キラ・ヤッタームは戦地にいた。そこは血を水で流す悲惨な状況であった。

そして、キラは自軍が劣勢となった時、手にあった単語帳を開いて、言ったのだ。

「クラフトによるペナトレイトウィープの懐疑性は計り知れない!」

すると、敵軍は圧倒された。意味のわからない横文字に。

キラ達は、その隙を待っていたと言わんばかりに、敵のひとりひとりのアキレス腱だけを切っていく。

彼らは正に外道オブ外道。

そして、彼らはこう言った。

「立って戦うんだ、まだ君たちにはやらなきゃいけないことがある。」

絶望に満ちた敵兵は逃げることもできず、ただそこにあるのみ。

しかし、キラは敵兵を殺しもせず、目の前で焼きマシュマロを食べるだけであった。

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