-----

自選（3首）

「こんなんじゃ露出狂よ」と母が言いうちのプーさんズボンを履いてる

・

悪い夢、なかったことにしたいから　メイクポーチをふくらませよう

・

「あのときは運命だって思ったの」、エレキギターは私を忘れた

-----

9月のさ、甘さがなんか嫌だしさ、ひとつ伸ばして忘れてたいよね

・

放課後の驟雨に襲われ艶めいた濡羽色とはよく言ったもの

・

もしいつか私の恋が宝石になったときにはあなたが神様

・

終電に憬れ抱いたころのこと忘れはせずに生きるべきだろ

・

ふとしたときそっと撫でる傷の跡　あの夜転んだ思い出の跡

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい