奇妙な客

安達ヶ原凌

奇妙な客

その夜、私は行きつけのバーで一人酒を飲んでいた。客は他に誰もいなかった。私は一人黙ってグラスを傾けていた。

「お隣、いいですか?」

 突然、一人の男が声をかけてきた。思いのほか酔いが回っていたのだろうか、入り口の近くに座っているのに男が店に入ってきたことにも私は気づいていなかった。

男は私の返事を待たずにさっさと椅子に座ってしまった。私が手にしたグラスを指さして「同じ物を」と注文までしてしまう。店内には私とこの男以外に客はいない。他にも席は空いているのになぜわざわざ私の隣に座るのだろうか。何か私に用でもあるのだろうかと思いながら男の様子をチラチラとうかがってしまうのだった。歳の頃は私とそう変わらない、二十代の半ばから三十代といったところだろう。薄暗い照明の中で顔ははっきりとは見えないが見覚えのない顔だと思う。

「突然すみませんね。失礼ですが、ひょっとしてあなた・・・・・・」

 男はにやりと口元を歪めるようにして笑いながら声をかけてきた。男は私の父の名を出してその家族ではないか尋ねた。どうやら私のことを、と言うよりも私の父のことを知っていて話しかけてきたらしい。私は黙ったまま小さく頷いて見せた。

「ああ、やっぱりそうだった。昔僕の父があなたのお父様にずいぶんとお世話になったんですよ。いつだったか父に見せてもらった、若い頃のお父様の写真とよく似ていらっしゃる」

 私の父親というのはいくつかの会社を経営していてかなりの資産家なのだ。勘当同然に家を追い出された私は現在父がどのような事業をやっているのか知りもしないのだが・・・・・・。

「実は僕、あの事件のことを個人的に調べているんですよ」

 あの事件、と聞いて一瞬ハッとした。思い出さないようにしていた記憶がゆっくりと鎌首をもたげる。酒に火照った頬がすぅっと冷たくなっていくのがわかった。

男に聞こえないようにこっそり舌打ちをして「あの事件というと?」と私はとぼけて見せた。本当はあの事件というのが何を指すのかわかっていた。私が子供の頃に住んでいた屋敷で起きた殺人事件のことだろう。それ以外に事件と聞いて思い当たることはない。

「ほら、あのお屋敷で起きた殺人事件ですよ」

 やはりあの事件のことだった。私にとっては思い出したくない出来事だ。

「僕の父もあの日あのお屋敷にお邪魔していたんですよ。それで個人的に興味を持って調べているんです。未解決のままなんですよね?」

 彼の言う通り、あの殺人事件は未解決のままだった。今はもう時効になり警察も捜査はしていないはずだ。この男は事件について調べていると言っていたが、どの程度まで調べているのだろうか。

 思い出さないようにしていた記憶が次第によみがえっていく。あれは、八月半ばのよく晴れた日のことだった。当時私は十歳の子供だったがあの日のことは生涯忘れてしまうことはできないのだろう。



 一九五八年八月。公開されたばかりの吸血鬼ドラキュラの映画を見に行った翌日だっただろうか。あの映画がとても恐ろしかった私は枕もとに十字架を置いて寝たことをよく覚えている。当時の私は怖がりなくせに怪奇映画や怪奇小説を好んでいたのだ。

 その日、屋敷にはいつになく多くの来客があった。大人達がたくさんいて屋敷の中では落ち着かないので私は庭に出て一人で遊んでいた。

 屋敷を出入りする大人達は子供の私には見向きもしなかった。庭で遊ぶ私を無視して屋敷の中に入っていく大人達は皆父に用があって来ているのだとわかっていたから私も大人達は無視して遊んでいた。

「坊や、ちょっと聞きたいことがあるんだがいいかな?」

 やかましく響く蝉の声の中、聞き覚えの無い男の声がした。声の主を探して顔を上げると門扉の外に一人の男が立っていて、こちらを見ていた。

 他の大人達と違って子供の私に声をかけてきたことも印象に残っているのだが、それ以上に男の奇妙な出で立ちが記憶に残っている。もう真夏だというのにも関わらず男は裾の長い黒いコートを着ていた。顔にはサングラスと大きなマスク。肌の露出がほとんどなかった。洋服は全て仕立てのいいものをきちんと着ていたが、ネクタイだけが歪んでいたことも覚えている。そして何より奇妙だったのがよく晴れた日だったにも関わらず男は大きな蝙蝠傘を差していたのだった。

 見るからに怪しい男だったが、この男も父の客人だろうと思い、後で叱られないようにと考え無視はしないことにした。

 男はやはり父の客人だった。男はこの家を探していたのだ。家と同じような大きな屋敷近所にたくさんあったから目的の屋敷がどこかわからなくなってしまったようだった。

「お父さんはいるかな? 入ってもいい?」

 目の前の屋敷が目的地だとわかった男は相好を崩して言った。無視しなくて良かったなと思いながら私は黙って門扉を開け、男を招き入れた。男は私に父の元まで案内するように頼んできた。

 父の書斎まで男を案内すると、私は書斎の扉が見える位置から男が出てくるのを待っていた。この見るからに怪しい男に特別な興味を抱いていたからだ。男が出てくるのを待つ間にも何人もの大人達が屋敷を出入りしていたが男は書斎から出てこなかった。

 結局私は書斎を見張るような真似を家人に見とがめられ、その場を追いやられてしまった。

 夕食の時間になって食堂に行くと、そこにはあの男がいた。なんでも遠方から来ているこの男は今夜この屋敷に一泊させることになったのだという。他にも同じような理由で屋敷に泊まっていく客人がいたがそちらについてはあまり覚えていない。

 男がまだ屋敷にいるのならその正体を掴むチャンスはまだあると思ったが、父をはじめとした大人達の目があるところではなかなか話しかけることはできなかった。かわりに私は男をよく観察した。さすがにマスクやサングラスは外していて、はじめて男の素顔を見ることができた。病的なまでに白い肌の顔はまるで死人のようだったがその目だけは妙に力強い光を放っているように思われた。きちんとした身なりの中でやはりネクタイだけが不自然に歪んでいた。しかし死人のような顔色も歪んだネクタイも他の大人達は誰一人、気にしている様子はなかった。

 食事をしながら男を観察しているうちにあることに気づいた。男は特定の料理にだけ決して手をつけなかった。その時は大人でも食べ物の好き嫌いがあるのか、と思っただけだったが。

 ずっと観察をしていたが、男は他の大人とは何か違うという印象が強まるばかりで結局何もわからないままだった。

 食事の後もあの男と話す機会をうかがってみたが男は父とずっと話し込んでいて、夜も更けてきたため私は家人によってさっさと部屋に押し込まれてしまい、結局何も話すことはできなかった。

 私は自室に入ってもすぐには眠らず、枕元に飾った十字架を手にして男についてあれこれ考えていた。

 翌朝、朝食の席に男の姿がなかった。家人が客室を見に行くと、しばらくして鋭い悲鳴が屋敷中に響いた。

 男は客室の布団の中で死んでいた。それも何者かによって殺害されていた。男は掛け布団の上から太い木の杭を胸に打ち込まれて死んでいたのだ。

 すぐに警察がやって来て捜査が始まった。屋敷はかつてないほどに騒然としていた。

 警察が調べたところによると杭は男の心臓にまで達していてほとんど即死に近い状況だと考えられた。凶器となった杭は屋敷の庭にあったものだった。

掛け布団の上から心臓に達するほど深々と杭が刺さっていたことから犯人は相当な力で杭を打ち込んだようだった。このことから容疑者は成人男性に絞られた。

 当時はまだ子供の私ですら警察から話を聞かれたことをよく覚えている。ただ、何も有益な証言はできなかったが。

 警察の捜査はその後もしばらく続き、当時屋敷にいた容疑者は皆厳しく取り調べられたが結局犯人が特定されることはなかった。

 犯人を特定できなかったのは決定的な証拠が見つからなかったということもあるがそれ以上に動機がある人物がいなかったことが大きいようだった。被害者に殺意を抱くような人物はおらず、まして杭を胸に打ち込むといった猟奇的な殺害方法を犯人が選んだその理由が皆目見当もつかないのであった。

醜聞を嫌ってか父が金に物を言わせたのだろう。事件はほとんど報道されることはなく、死体が発見されたその日の夕刊に小さく記事が載った程度だったという。



「ちょっと、大丈夫ですか?」

 気がつくと、隣に座った男がぐいっと身を乗り出して私の顔を覗きこんでいた。男の話を聞きながら事件について思い出すうちについぼんやりしてしまっていたらしい。

「失礼・・・・・・。それで、何の話でしたか?」

「ですから、例の事件の現場となった客室についてお聞きしたいんですよ。例えば、どんな調度品が置いてあったかとか」

「客室の調度品、ですか」

「まあ調度品に限らず、どんな部屋だったか知りたいんです。覚えている範囲でかまいませんから」

 なぜそんなことが知りたいのかよくわからなかったが、私は記憶にある限りの客室の様子を男に教えてやった。

 屋敷には三つの客室があった。あの日屋敷に泊まった客人はあの男を含めて二人だったからそのうちの二つが使われていた。客室は三つとも全て同じ間取りで、調度品というとどの部屋にも同じ位置に書き物机と椅子が置かれていた。畳敷きの部屋だったためベッドは置いてなかった。客人は就寝時には来客用の布団を敷いて寝ていた。

「どんな書き物机でした?」

 私が客室の様子を思い出しながら説明すると、男はこんな質問をぶつけてきた。どんな机だったか、と聞かれても普通の書き物机だとしか言い様がない。そう思ったが、いつだったか客室の掃除を手伝っていた時、天井の隅に張られていた蜘蛛の巣を払おうと踏み台代わりにその書き物机に上に登って叱られたことを思い出した。そのことを伝えてみると男はにやりと笑って見せた。

「書き物机と布団の位置関係はわかりますか?」

 男は続けてそんなことを聞いてきた。しかし、敷き布団をどう敷くかは客人によって変わってくるのではないかと思うのではっきりとは答えられない。ただ、たいていは書き物机が枕元に来る位置に布団を敷くようになるのではないかと思う。

 そのように伝えると男は「そうですか」と短く言って何か考え込んでいるようだった。男が考え込んでいたのはほんの数秒のことですぐに顔を上げるとこんどは、事件当夜に被害者がどのように布団を敷いていたかわからないか、と聞いてきた。

「いやあ、さすがにそんなことまではわかりませんよ。第一、当時私はまだ子供だったので現場の様子は見せてもらえなかったんです。だから話で聞いた程度のことしか事件については知りませんよ」

 男は「そうですよね」と言いながら頭を掻いていた。

「なぜ、そんなことが知りたいんです?」

 私は聞かずにはいられなかった。男はにやりと笑って答えた。

「はあ、なぜかと言いますとですね。事件について僕なりの仮説がありまして、それを検証するために現場の様子が知りたかったのですよ」

 事件についての仮説、ということはこの男はあの事件の真相について何か考えがあると言うことだろうか。はたしてその仮説とやらはどこまで事件の真相に迫っているのだろうか。

「ここまで質問に答えたんですから、聞かせてもらえませんか? その仮説とやらを」

 男はまたにやりと笑った。

「ええ、良いですよ。ただその前にもう一つだけ質問させてください」

 男は私にこんなことを尋ねた。「事件が起きた日、屋敷に子供は何人いたか?」と。

「あの当時は屋敷には私以外に子供はいなかったはずですが」

「本当にそうですか? 来客の中に子供を連れていた人はいませんでしたか?」

 男は念を押すように質問を重ねた。

「いいえ、子供を連れている客人はいませんでした」

 私のこの答えを聞くと男はしばし難しげな顔をして黙り込んでしまった。やがて男は何かを決心したように大きく一つ頷くと、真剣な顔でこちらを向いた。

「もし、あなたの言うように当時のお屋敷にいた子供があなた一人だけなのだとしたら、僕の仮説はあなたにとってとても不愉快な物になると思います。それでも聞きたいですか?」

 私は黙って頷いて見せた。男はまたにやりと笑って、その仮説を話し始めた。

「結論から申しますと、あの事件の犯人は子供なのではないかと言うのが僕の考えた仮説です」

 そう言うと男は私の反応をうかがうように少し間を置いた。私は黙ったまま手を上げて話の先を促した。

「あの事件の最も注目するべき点はやはり殺害方法だと思うのです。木の杭を胸に打ち込むなどという殺害方法は突発的な殺人とは考えにくい手段です。しかし、計画的な殺人であるならばもっと犯行に適した場所やタイミングを選ぶこともできたはずなのです。屋敷の外に誘い出して殺し、死体をどこかに隠してしまう方がよっぽど良いはずでしょう。でも犯人はそうしなかった。どうしてもあの方法で被害者を殺害しなければならない理由があったのだろうか、と僕は考えました。しかしいくら考えてもこの疑問に納得のいく理由というのが思いつかないのです」

 男はここまで一気に話すとグラスに入った酒で口を湿らせた。

「そんなことを考えているうちにふと思いついたのです。包丁のような刃物などのより犯行に適した凶器を簡単に入手することができず、撲殺や絞殺という手段を選択することもできない人物が犯人なのではないかと。そう考えると突発的な犯行に屋敷の庭から入手できた木の杭を使ったことに納得できないこともないと思うのです。この犯人像に当てはまる人物とは? 刃物などの危険な物から遠ざけられ、被害者よりも体力に劣る、つまりは子供なのではないか、と思ったのです。杭という凶器も簡単に凶器を用意できない子供が庭にあったのを見つけて利用したと考えるとなんとも子供っぽい凶器のように思えてきませんか?」

 私はここではじめて口を挟んだ。

「子供にあの太い杭を大人の胸に心臓に達するまで深く突き立てるようなことができますかね? あなたが言ったように体力で劣るから撲殺や絞殺と言った方法で被害者を殺害できなかったのなら同じ理屈で、杭で殺害することもできないのでは?」

「そう、そこなんですよ。その問題を解決するために僕はさっき客室についてあれこれお尋ねしたんですよ。客室にはベッドはなく、客人は布団を敷いて寝ていたこと。そして客室には書き物机があったということ。この二つのことから、僕は犯人である子供はこのような方法で被害者の胸に杭を突き立てたのではないかと推理しました」

 ここで男はまた酒で口を湿らせた。少し酔ってきているのだろうか、その目には怪しい光が宿っていた。

「犯人は書き物机の上から杭を構えて被害者の胸に飛び降りたのではないかと考えたわけです。書き物机は椅子とセットになっていたそうですからそれなりの高さがあったはずです。そこから子供一人分の体重と一緒に鋭くとがった杭の先端が落ちてきたなら心臓に届くくらい深く突き刺さったのではないかと思うのです。机は子供一人分の体重は支えることができると言うことはあなたのお話から確認できましたしね」

 当時あの屋敷に子供は私以外にいなかった。この男の仮説が正しければあの事件の犯人は私だということになる。なるほど私にとって不愉快な仮説というわけだ。

「もちろん、これはただの僕の想像です。何の根拠もないし、本気であなたが犯人だと疑っているわけでもありません」

 男は私の様子を見てか慌ててこう付け加えた。

「ええ、わかっていますよ。これだけの話で犯人扱いされては困ります。それに動機は? 子供の私が初対面の男を殺そうとする理由がないでしょう。それに犯人が子供だったとしてもあんな方法で殺すことはなかったと思いますよ。寝込みを襲うのならもっと手頃な鈍器を頭に振り下ろせば事足りたでしょう」

 私がこう言うと、男は安心したようにまたにやりと笑った。

「全くその通りですね。すみません、つまらないお話をお聞かせしてしまいました」

 男は改めて私に詫びた。私は平静を装っていたが内心はおおいに動揺していた。

 この男の話した仮説というのはほとんど出鱈目で、事件を解決するほどの根拠はないものだったが、犯人が私だということは事実だった。犯行方法もほとんど当たっていた。



 ずっと、思い出さないようにしていた。

 そう、あの夜私は客人の男を彼が言った通りの方法で殺したのだ。だが、なぜ殺したのかを彼は説明できていない。そして私があのような方法で男を殺害したのは手に入った凶器があの杭だけだったからなどという理由からではない。あの方法でなければならなかったのだ。

 私は吸血鬼を退治したのだ。少なくとも当時の私はそう信じていた。

 あの男には吸血鬼の特徴と合致する言動があまりにも多かったのだ。子供の私に他の大人達は見向きもしなかったがあの男だけは私に声をかけ、屋敷に入る許可を子供の私に求めた。それはなぜか? 吸血鬼は初めて訪れる家にはその家の人間から招かれないと入ることができないのだ。

 男の出で立ちについても吸血鬼だと考える根拠になった。サングラスだけでなく、季節外れのコートやマスクで肌の露出を避けているようだったのは、日光を嫌ってのこと。よく晴れた日だったのに傘を差していたことも同様の理由で説明できると当時の私は考えた。

 あとはネクタイ。仕立ての良い服できちんとした身なりにも関わらず男のネクタイだけがいつも歪んでいた。これは、吸血鬼は鏡にその姿が映らないという特徴から説明できると考えた。鏡を見てきちんとネクタイを結ぶことができないからいつも歪んでいたのだ。

 さらに夕食の席で男が手をつけようとしなかった料理はどれもニンニクが使われていた。吸血鬼はニンニクを嫌う。

 これらのことから当時の私はあの男は吸血鬼だと信じたのだった。そして屋敷の誰かが吸血鬼に襲われる前に退治しないといけない、と考えたのだった。

 今思えばバカなことをしたと思うが、当時の私は本気で吸血鬼の存在を信じて自分と家族を守るためにとあの男を殺したのだ。

 当時子供だった私は微塵も疑われることはなかった。そして、事件は未解決となり現在に至る。

 すでに時効とはいえこれは私にとって誰にも知られてはいけない秘密だった。もし、この秘密を誰かに知られてしまったら・・・・・・。



 男は私の心中に気づくことなくのんびりと酒を飲んでいた。薄暗い照明の中で男の横顔を改めてよく観察してみると、どこかで見たことのある顔のように思えてきた。

「どうかしましたか?」

 男は私の視線に気づいて訝しげな顔をした。

「そういえばまだお名前をうかがっていないな、と思いまして」

 私はとっさに言い訳を口にした。

「ああ、失礼しました。まだ名乗っていませんでしたね」

 男はそう言うと酒を一口飲んでから名乗った。その名字はあの事件の被害者と同じだった。

「あの事件の時、屋敷に僕の父もいたと言いましたね。父は事件の容疑者の一人ではなく被害者です。あの事件で殺されたのが僕の父です」

 男はこともなげにそう言うと、またにやりと笑った。

 先ほどからこの男がにやりと笑う度に、歪めた口の端から白い八重歯がちらりと覗いているのだが、その鋭さに私はいまさらのようにゾッとしたのだった。

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奇妙な客 安達ヶ原凌 @adachigahara

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