③
三つの口が、同時に大きく息を吸い込む。その勢いは突風を生み出し、奏彌は姿勢を崩しそうになる。脚に力を入れて堪える奏彌に向けて、
「Graaaaaaaaッ!!!」
咆哮の三重奏。骨の髄まで深く響き渡り、内臓をびりびりと刺激する。それが終わるや否や、番犬は奏彌に向かって突進を始める。
凄まじい敵意。牙の隙間から紫の唾液を撒き散らして迫り来る。その質量は如何程だろうか。
奏彌は咄嗟に横へ飛び退き、立ち並ぶ墓石の隙間を潜って隣の通路に着地する。
有り余る力を受け流された番犬は方向を転換し、再び奏彌に向かって突進する。いくつかの墓石が進路を阻むが、その程度で暴走した機関車は止まらない。
「おいおい、無茶苦茶だな……!」
奏彌は呆れるしかない。番犬はヒトの背丈ほどもある墓石の数々を、まるでそこになにも無いかの如く薙ぎ倒して進み続けるのだ。
「――――!!!」迫り来る凄まじい咆哮が、奏彌の思考を強引に遮った。
今は眼前の脅威に対処せねばならない。既に展開した障壁を隣に呼び寄せると、それを蹴って突進を回避する。
「『十紘迦斬』!」すれ違いざまに剣を放つ。三又の犬の身体がどのような構造かはとくと知らぬが、およそ生物であれば、首筋の血管が弱点となるだろう――しかし弾かれた。生え揃った毛はまるで針のように硬く、幾重にも重なって剣の侵入を容易く阻む。
「そうだよな、甘くないよな……畜生!」
納得せざるを得ない。何せ神話に名高き冥界の番犬だ。あっさりと斃されてしまっては、むしろ英雄の名を辱めるというものだ。
番犬は砂利と墓石を盛大に撒き散らし、派手な百八十度のターンを決めて見せる。そして再び奏彌に向かって突進してくる。
「近寄りたくないが……覚悟、決めるか」
そう一言、奏彌は深く溜息を吐く。
絶叫を上げて迫る番犬。このままでは、十秒と経たぬうちに捕食されてしまうだろう。
「来い――『六華天壇』」奏彌は三枚札を取り出し、展開する障壁を四枚に増やす。
番犬が跳び上がる。二階建ての民家ほどもある巨体が宙に浮かび、三対の瞳を爛々と輝かせて奏彌を睨み付ける。
「……一つ、思ったことがある」
遂に奏彌の直前に至り、中央の頭が大きく顎を開いた。奏彌が縦にすっぽりと収まる程の口腔だ。生え揃った牙は鋭く、それぞれが腕の肘から先ほども大きさがある。
これで嚙み砕かれたのなら、牛馬であろうと一撃で絶命するに違いない。
障壁を動かす。二枚を中央に、残りの二枚をそれぞれ左右に。すると左右の頭が、それぞれ用意された障壁に鼻先から衝突する。
奏彌は鈍い破砕音を聴く。まずは成功だ。左右の頭が、これから奏彌を妨害できないようにしなければならない。
そして開き切った顎には、残った二枚の障壁をねじ込む。すると哀れな中央の頭は、口を閉じることができなくなってしまう。丁度口に両手を入れて、上下から閉じないように固定したかのように。
「今日ほど甘いものを望んだ日は、たぶんないだろうな」
神話に曰く、冥界の番犬は甘い菓子に目がないという。その逸話から転じて、賄賂を示す諺すら生まれたほどだ。
無いものは無いので、あるもので我慢してもらうしかない。芥子と蜂蜜の焼き菓子の代わりに、雷を纏った斬撃を喰らってもらうとしよう。
開き切った口の中に、蒼白に輝く剣が突入する。如何に堅牢な鎧を持つ生物も、その内側は脆いものだ。剣は咽頭を超えてその奥まで至り、内部を滅多矢鱈に荒らし回る。
「Aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaッ!!!」
掠れた絶叫。胴の感覚は共有しているものと見えて、三つの頭が同時に悶える。巨体が激しく痙攣し、鞠のように跳び跳ねて――動かなくなった。
どろりと濁った血の塊が吐き出されるのを背に、奏彌はその場を後にする。遠方で一部始終を眺めていた二豎に向かって歩き出した。
「お疲れ、坊主。中々巧くやるじゃねえの」
「――貫け」奏彌は即座に剣を放つ。目指すは心臓、鳩尾の周辺だ。
二豎は避けない。むしろどんと来いといった様子で腕を広げ、奏彌の殺意を受容した。
(獲った!)二豎を貫通した剣の切先に、奇妙な光る物体が突き刺さっている。見間違える筈もない、彼らに共通する心臓だ。
剣を呼び戻し、その先端から心臓をもぎ取る。生温く、仄かに柑橘のような香りがする。
「お前、何がしたかったんだ」
「戯れだよ。アイツに勝てねえようなら、俺が手を出すまでもねえってこった」
二豎に向かって心臓をこれ見よがしに掲げるが、当の二豎はどこ吹く風。ふんと鼻を鳴らし、破壊してみろと言わんばかりのにやついた顔を浮かべる。
「……まあいい。お仕舞いだ」
のたうつ心臓を足元に放り投げ、剣を突き立てる。心臓は抵抗なく両断され、ぐちゃりと音を立てて溶解した。
二豎がばたりと仰向けに倒れた。ひどく呆気ない。彼が禊に向けて放った一言が、そのまま彼に帰ってくる結果となったが……
漂う沈黙。術者を倒したにも拘わらず、奏彌を取り囲む無限の墓地が消えることはない。
「何故だ……!」
額に汗が滲む。奏彌は一刻も早くここから抜け出して、禊の治療にあたらねばならないのに。
焦燥に駆られて辺りを見回す。しかし彼の目に映るのは、どこまでも続く墓石の列だ。
「――何故か知りたいか?」
二豎の声。咄嗟に彼の屍が転がっていた筈の場所に目を遣るが、そこには。
「ここは俺の世界だ。主の俺がまだ死んでねえのに、世界が消える道理はねえだろ?」
髪に付着した砂利を払いつつ、奏彌に向かってにこやかに微笑む二豎がいた。
「そんな筈ない……確かに破壊した!」
「ああ。確かにお前は、俺の心臓を壊してみせた」
「……嘘だったのか。心臓を壊せば死に至る、というのは」
「いいや、本当だ。俺だって例外じゃねえ。夢幻の類じゃねえぞ?」
「それなら何故……っ⁉」
むくりと奏彌の背後で何かが動き、影が全身を覆い尽くす。振り返った奏彌の前には、先程殺したはずの冥界の番犬が立っていた。
「「「Graaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaッ!!!」」」
絶叫にも似た咆哮。これまでの叫びが児戯に思える程の爆音を吐き出す。
全身から溢れる憤怒の念は波動となり、黒い靄のようにその全身を覆い尽くす。開き切った瞳孔は一点に奏彌を睨み付け、絶対に許しはしないとばかりに爛々と燃え盛る。
「――――は」後ずさる奏彌。やり方が甘かったのか?
しかし二豎の回答は、そのどちらでもない。奏彌を驚愕させるに十分すぎるものだった。
「――この世界には、死そのものが無いからさ」
奏彌は土と砂利に塗れながら墓石の隙間を駆け回り、番犬の攻撃をやり過ごす。
煮え滾る憎悪を炉にくべて走る暴走機関車は、その暴威を一層加速させる。奏彌の身の丈ほどもある墓石が宙を舞い降り注ぐ光景は、さながら災害そのものだ。
「死が……ない。僕がお前を殺そうとする試みは無駄だと?」
振り下ろされる番犬の前肢。鈍い光を放つ巨大な爪を障壁で受け流しつつ、それを眺める二豎に向かって尋ねる。
「その通りだ。驚いたか?」
二豎が鎌を放り捨て、その手を奏彌に向かって掲げた。
「さあ、お前の罪を悔い改めろッ!」
掲げられた掌に一筋の切れ込みが走り、そこから深紅の波動が放出された。
「第五圏――
周囲に広がる墓地が消滅し、奏彌は足元に突然現れた池に落下する。焼けるように熱い。熱湯風呂に叩き込まれたかのようだ。
(何だ、何が起こった⁉)
反射的に瞼は閉じたものの、耳鼻の穴から焼けるような熱が流れ込み、そして……
――まだ一つだって、できてないのに!
――禄でもない慈悲だな。ああいう奴が躊躇するから、こうやって人が死ぬ……
一体何が起こっているのだろうか。さながら走馬灯のように、己の過去が脳裏に上映される。超常に憎悪を抱く己の記憶が、凄まじい速度で流れてゆくではないか。
皆目見当もつかず、脚をばたつかせて水面に顔を出したその瞬間、
「Ghaaaaa!!!」待ち構えたように番犬の爪。奏彌は肋骨の折れる鈍い音を聴く。
大木さながらの前肢の横凪は、奏彌を大きく撥ね飛ばす。成長期を過ぎた男の体が、さながらボールのように放物線を描いて飛び、湖畔に木偶のように転がった。
「かはっ……」込み上げる赤い液体。血と池で吸い込んだ液体とが混ざり合って、奇妙なほどに鮮やかな赤を湛える。それでもどうにか立ち上がり、何事かと周囲を見回すと……
煮え滾る血の池地獄が如き光景が、彼の周囲に広がっている。そこでは多くの痩せこけたヒトが溺れ、絶叫を上げながら互いに拳を振るい合っている。
「スティー、ジュ……神曲!」
神曲。ルネサンス期のある詩人が記した、地獄から煉獄、そして至上に至る旅の大叙事詩。
その地獄の第五圏、スティージュの沼。憤怒に我を忘れた者が、血の色をした沼で未来永劫苛み合う。怪異たちを深く憎悪し、憤怒に駆られた奏彌なればこそか。
「俺の地獄は、相対した者の罪によって姿を変える。これだけで終わると思うなよ」
番犬が血の池を泳いで奏彌のもとへ向かってくる。半ば溺れつつも咆哮を上げるので、その口に再び剣を喰らわせてやろうと奏彌は構える。
しかし突然、頭上に暗雲が立ち込める。仄かに赤く光を帯びたその雲の中から、炎の雨が降り注いだ。
「次は何だ――『六華天壇』!」
頭上に障壁を展開する。六角形の盾は炎を通さず、艶やかな涅色の光を纏う。しかし炎は周囲に燃え移り、奏彌は身動きが取れなくなった。
「第七圏・第三の間――シディムの炎。神の奇跡を蔑んだ者の行き着く先。超常犇めくこの世に在って、お前は神に縋らない質か」
「……当然だ。神様とやらがまともなら、僕はこんなところにいなかった!」
真に正義を備えた神がいるのならば。一体どうして、奏彌は両親を喪ったのだろう。
その怒りに比例して、雨は一層勢いを増す。広がる炎の海が両脚を苛む中、奏彌は剣と障壁を増やして番犬の口に向かわせる。
「戦剣陣渦――沈んでろ、バカ犬!」
水中に在って、番犬は思い通りに身動きを取れない。大きく開かれた顎に向かって、次々に直剣が突入してゆく。
まともな生物であれば、到底耐えられるはずもない。しかしこの場合、まともか否かは些細な問題に過ぎなかった。
番犬はぐったりと動きを止め、池に沈みかけた途端に蘇生するが……再び絶叫を上げて動きを止める。それを数度繰り返したところで、二豎は奏彌の仕掛けた単純な絡繰りに気付いたようだった。奏彌に露悪的な笑みで尋ねる。
「えげつねえことするな。蘇る度に、体内に残った無数の刃が再び殺す……永遠の拷問にも等しい仕儀だ」
「……禊にも言われたよ。でも仕方ないだろ、しつこいんだから!」
新たに呼び出した剣で二豎を貫く。相も変わらず抵抗はない。いつの間にか再生したらしく、二豎の背から姿を現した剣の切先には、光り輝く心臓が刺さっていた。
「だから無駄なんだって。一度見ただろ、俺が蘇るとこ」
胸にぽっかりと空いた風穴を見下ろし、そこに手を添えて嗤う二豎。
「それが本当か……蒼経呪恢――『
碧色に輝く札を足元に叩き付ける。幻術や錯覚の類を看破し、以て視覚的な穢れを祓う青龍の息吹。札を起点にして波動が生まれ、水面のように広がってゆく。
しかし。波が二豎に到達するが、何も起こらない。
奏彌の中の淡い期待が、音を立てて崩れ落ちた。眼前に立つ細身の男は幻などではない。奏彌は実際に彼から心臓を奪い取り、破壊し、そして実際に蘇ったと言うことになる。
「駄目か……認めざるを得ないな、これは」
「わかってくれたようで何よりだ。そして俺の僕が、犬コロだけだと思うなよ?」
炎の雨がふと止んだと思うと、再び二豎が鎌を手に取る。それを足元の土に突き立てると、再び黒い泥がどっと溢れ出した。
「新手……何が来る!」
先程とは異なり、今回の泥は複数に分かれて形を成す。それも数えるのが億劫になる程の量だ。そして泥を突き破って中から姿を現したのは、奇妙な姿をした異形の大群だった。
その姿は多様の一言に尽きる。翡翠の装飾をこれでもかというほど垂らし、本来の姿がわからなくなった人型の何か。全身が異常に細く、竹のような節のある人間。そして酷くやせ細った、餓鬼道を彷彿とさせる鬼。ある者は宙を舞い、ある者は湖面を走って、それ以外は池を迂回して。彼らが一斉に奏彌へ襲い掛かる。
「っ……『戦剣陣渦』!」
数十本の剣が鮮やかに宙を舞い、敵をたちどころに貫いてゆく。しかし足りない。斬れども斃せども、敵の数が減ることはない。
何せ殺しても蘇るのだ。巨躯を誇った番犬の方が、よほど対策が容易であった。
己の敗北が脳裏に過る中、奏彌はこの世界について考察を試みる。
軽く周囲を見渡せば、そこはまさしく混沌そのもの。永遠に続く墓地はいつしか消え去り、漆黒の天蓋に覆われた世界が広がっていた。
「訳が分からん……禊の先祖はどう戦ったんだ!」
右を見れば、そこには河。流れる三本の河の向こうに、無数の家々が立ち並んでいる。
左を見れば、そこには山。燃え盛る剣の生えた山を、血塗れの咎人が登っている。
背後を見ればそこには檻。青い人魂を捕らえた身の丈ほどの檻が、夥しい数並んでいる。
そして再び前方を見れば、そこには敵。
池を挟んで奏彌の対岸に立ち、奏彌の困惑を見物している。
「教えてやらねえよ。さあて、どうしたと思う?」
まあ、当の橘は呆気なくくたばったが――彼は苦笑してそう付け加えた。
迫り来る二豎の軍勢。じりじりと奏彌は追い詰められてゆく。
「%%%%%%!」翡翠の仮面を被った敵の一体が、ついに奏彌のもとに到達した。ソレは迎撃の剣に半身を奪われながらも、手にした杖で奏彌の左手に触れる。
触れられた途端、奏彌の手が崩壊してゆく。皮膚も血肉も、白骨を残して。
「ひッ……!」
初めて奏彌の口から悲鳴が漏れる。しかし手を止めることはより悲惨な結末を招くことになると、彼は理解していた。障壁を動かして敵を撥ね飛ばし、煮え滾る池の中に叩き落す。
次いで奏彌は、無数ある剣の一本を呼び寄せる。それを手に取ると、崩壊が進む己の左腕に刃を当てる。そして一切の躊躇なく――引いた。
「ぐぁ…………『縢撚膏糸』!」
どっと吹き出る鮮血を手で押さえつつ、外傷治癒の術を起動する。腕の断面から無数の白く光る糸が伸び、互いに絡まり合ってヒトの手を再現する。そして光が消えた時、そこには依然と寸分違わぬ腕があった。
「は……はあ……よし」
激痛がすっと退いてゆく。新たな左手に多少の違和感を覚えながら、奏彌は大きく息を吐く。
戦いは終わっていない。むしろ左腕に関する一連の停滞によって、迫る危機は増大すらしている。奏彌は再び敵に向き合い、剣を操って戦闘を再開するしか選択を持ち得ない。
「よく気付いたな。このまま放っておいたらお前、骨だけになってたぞ」
手を叩いて賞賛する二豎。彼をかっと凝視しつつ、奏彌は彼に問い掛けた。
「一つだけ、判ったことがある」
「……ほう、言ってみろ」
どのような原理でこの世界ができているのかはわからない。脱出の方法も、眼前の軍勢を止める方法も、今のところ存在しない。
だが、共通点を見出すことはできる。そしてそれ自体は、さして難度の高いものではない。
「お前の世界……冥府の再現だな」
神曲に名高き地獄。右にはマヤ世界における冥府シバルバー。
左には仏教世界における地獄が、そして背後にはシュメール・アッカドの冥界が。
死体を骨に変えるチャミアバック、魂を奪うガルラ霊、或いは餓鬼――今奏彌を追い詰めつつある敵も、それらの世界に見られる存在ばかりだ。
死が存在しない――二豎はそう宣った。その証拠として、彼も番犬も、幾度致命傷を与えようとも蘇生している。
そして、それも当然のことだった。死後の世界に、死などあろうはずもないのだから。
「ある程度は正解だ。隠したつもりもなかったがな」
二豎の手に一つの球が生まれる。四つの輪で構成された便宜上の『球体』は、その手を離れて急速に上昇してゆく。
「ある程度、か」
「俺は死なねえが、余所者のお前は殺されれば死ぬ。そこだけ一点、訂正な」
「……嬉しくない訂正だな」
球体が一点で静止する。四つの輪から一つが外れて、急速に巨大化してゆく。その直下に立つ二豎は、尚も敵の撃退を試みる奏彌を見つめて微笑んだ。
「決めた。お前はとびきりの奴で殺してやる」
「は……」
「俺の力に到達した褒美だ。受け取れ」
巨大化した輪。内側の空間が前触れなく凍結し、そこから一本の氷柱が降りてくる。
「
その氷柱はあまりに大きすぎた。今から走っても直撃から免れることはできぬと、一目で奏彌に理解させる程に。
「畜生――『泰山峭勁』!」
最早どうにもならぬ。正面から受け止めるしかない。
迫り来る億単位の質量。奏彌は持てる術のうち、最善と判断したものを起動した。
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