第9話 アラーム


いくつかアラームをかけているけど

別に好きでやってるわけじゃない

月曜から土曜まで同じ時間に

同じ音なんて正気の沙汰じゃない


朝は本当は起きたくないし

昼休憩から仕事に戻りたくもない

それでも決まった時間に決まったことを

やらなきゃならないから仕方ない


その無機質なアラームの音が

私をイライラさせるというのに

従うしかないって分かってるから

余計にイライラもするんたよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る