第2話
かつて、虹の国には、色とりどりの紋章がありました。それは国の守り神であり、人々に希望と幸福をもたらす存在でした。しかし、ある日、紋章は突然消えてしまいました。国中が暗闇に包まれ、人々の心も曇り始めたのです。紋章を取り戻すため、勇敢な少女ミナが立ち上がりました。彼女は、伝説の虹の滝への長い旅を決意します。滝は、紋章が最後に見られた場所でした。ミナは、困難な道のりを乗り越え、ついに滝に到着しました。そこで彼女は、紋章が暗闇の魔物に奪われていることを知ります。魔物は、紋章の力を使って、自分だけの世界を作ろうとしていたのです。しかし、ミナは諦めませんでした。彼女は、紋章が持つ七色の光の一つ一つが、人々の心の中にあることを思い出しました。勇気、喜び、平和、愛、希望、夢、そして友情。これらの力を信じ、ミナは魔物に立ち向かいました。戦いの中で、ミナの純粋な心が紋章を呼び覚まし、虹色の光が暗闇を打ち破りました。紋章は元の場所に戻り、国は再び光に満ち溢れました。ミナが帰ると、人々は彼女を英雄として迎え、虹の国はかつてないほどの繁栄を迎えました。紋章は再び、希望の象徴となったのです。
虹色の紋章 @JACK37
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