第38話 焦る気持ち
もちづき先生「
私(おっひさめさんまたもちづき先生クラスだ。
もちづき先生がいいって言ってたから良かったな…
てことは私も2組にならなくちゃ!
神さまどうかお願いします…‼)
私は今、マスクの下でどんな顔をしているのだろうか。
自分にも分からないが、きっと唇を軽く噛んで緊張した面持ちをしているだろう。
もちづき先生「
私(ひさめさんとゆみ同じクラスだ!
ひとまず友だちの少ないひさめさんが孤独にならずに済むのは安心だけど、私とすみだんがセットで別のクラスとか有り得るんじゃない⁉
それはまずいよ!
4人のうち誰かいればいいわけじゃなくて、みんないないと辛いよ‼
(たぶん先生からしたら超めんどくさい)」
名簿順だとゆみのすぐ次が私だから、ここまでが一瞬で脳を駆け巡ったわけだけど。
そんなことはさておき、私のクラスは⁉ 2組になれますか⁉
自分で自分のことは見えないから分からないけど、心臓をバクバク言わせながら、前のめりになってるんじゃないかってくらいの気持ちで先生を見ていると、ようやく口を開いた。(焦りすぎてスローモーションで見えている気分になっている)
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