第2話・エピソード

「ワシはこの大塚の神・テンソじゃ!」

高らかに名乗る少女。見た目はもうどこから見ても少女!

あ、でも着てる服は神聖な感じがするかも。

「神というし、証拠は?」

ちょっと怖いけど聞いてみる。

「この見た目じゃ!!」

「特殊な方々には好かれそうですね」

「何じゃと!このダイナマイトバディに向かって!」

「どこが!?」

鏡を見せる。

「え?ワシのアレは?アレもない・・・」

「あの〜」

「ホントにホントに神様なんだもん!うわーーー!!」

泣き始めた!マジか!どうしよう!?

「ちょっと泣き止んで!」

「信じてくれなきゃヤダーー!」

「信じるから!」

「手伝ってくれなきゃ泣き止まないー!!」

「手伝うから!」

「よし!じゃあ主がワシの信者第一号じゃ!キビキビ信仰するじゃぞ!」

瞬で泣き止んだこの野郎!

まぁ確かに謎の光の中から出て来たのは説明つかないし普通じゃないのは確かだよね。

「で、何をしたいの??」

「ワシは大塚の神の地位を奪い返したいのじゃ」

「神様の地位!??」

「見せてやるのじゃこの世界の真実を!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る