第76話結界とドムの奴隷解放
ただの、Cランクパーティーではないということだな、早速だが手紙にあった聖女の結界を、王都に張ってもらいたいが大丈夫かな。
「では、あたいマリアが結界を王都の全体に張りますね」
「ホーリーハイドーム」
王都全体を、光が包むみノクトさんが、確かに王都全体に結界が、張られた模様ですと言う。
「国王陛下、今のあたいのレベルだと魔物と魔族と悪しき種族を。阻むこの結界は50年ってところです」
「50年も、持てば魔のもの達に十分反撃が出来る。聖女マリアにわしは感謝するぞ」
国王の言葉を聞き、安心したように床に倒れるマリアに、フランが近づきマジックポーションを飲ますが、できたらベットに寝かせてやりたいんですがと、お願いするとザインさんが扉を開け、綺麗なメイドさん達を呼んだ。
わらわらと、集まってきた綺麗なメイドさん達にザインさんがこの少女を一番良い客間で寝かせるように指示をすると綺麗なメイドさん達が抱えて連れて行くのでフランもついていってしまう。
良く結界を、張りに来てくれたと国王陛下や、ザインさんやノクトさんが感謝の言葉をかけてくれるが、それはマリアが起きたら改めて、言ってやってくださいとお願いする。
報酬の事もあるが、聖女が起きたら一緒に食事をしよう、それまで客間で休んでいてくれと言われ、ライラはフランとマリアと合流すると言い、行ってしまい俺とドムとリョウは、別室で魔物図鑑や解体図鑑を読むことにした。
暫くして、マリア様が目を覚まされたので、国王陛下が食堂に集まって食事をするとの事で、綺麗なメイドさんに案内されて席に着いたが、高そうな調度品に豪華な装飾された食堂に、王様と側近2人が座って待っている。
綺麗なメイドさん、連れられてフランにマリアにライラも席に着き、国王陛下にもう大丈夫ですとマリアが申し上げると、国王陛下が食事にしようと綺麗なメイドさん達に、料理と酒を出すようにと命じた。
運ばれた料理は、柔らかい白パンにジャガイモを、裏ごしして作ってある冷たくて美味しいスープに、白身魚のムニエルと赤みヒレ肉なのに微かな脂が、美味しいく柔らかいステーキが出てきて、流石は宮廷の料理だと思う。
聖女の加護に乾杯と、国王陛下から出されたお酒は、最上級のブドウ酒にブランデーで、マリアだけは果汁ジュースであったが、どれも美味しすぎると言うしかなかった。
〖ご主人様、このお肉本当に美味しいですね幸せです〗
「俺も、こんなに贅沢して今後の食生活が心配だよ」
「何を言うか、ノクトからの報告でハンバーグや。豚の生姜焼きやナス味噌炒めや。生クリームにバターにチーズを。次々にレシピ登録していると聞いておるぞ」
「宮廷料理人には、かないませんが俺もフランも。料理が趣味みたいなものなので」
「わしや、王妃に王子や王女とも其方の料理を食したが。とても美味しく好評であったぞ」
「光栄でございます、しかし次のレシピ料理はフランの助けが必要なので。協力して作るつもりでございます」
「それは、楽しみにしているぞ両名が力を合わせて。美味しい料理を作ってくれ」
大したことでは無い、前世の世界の記憶の料理を再現しているだけで、偉いのは前世の料理人さん達であって、俺の手柄では決してないからで、いわば料理だけはチートみたいなものである。
しかし、フランがエッ私と協力して、次のレシピ料理を作るのという顔で、こちらを見てるが両手を合わせてお願いのポーズをとると、了承してくれたようで頷いてくれた。
「ところで、今回の王都全体への結界の報奨金なのだが。白虹貨100枚でどうかな」
「国王陛下、女神様の命でやったことですので。そんなにはいただけません」
「構わん受け取っておけ、その代わり5日間ザインとノクトの講義を。受けてもらう」
早速、白虹貨100枚つまり金貨100000枚を、均等配分にして1人に20000枚を渡すと、マリアが目を回して倒れてしまい、国王達にまた体調を崩したのかと、心配されたが多額の報奨金に、目を回しただけですと答えた。
講義の間は、城に泊まっていろと言われたが、宿屋に馬と幌馬車がおいてありますんでと申し上げると、こちらから使いを出して城に連れてくるので、心配しないでよいと言われる。
「どうじゃドムよ、この機に借金を返して。奴隷から解放されろ」
「陛下の、仰せとあれば従いますので商業ギルドで。借金を返済してきます」
「商業ギルドまで、ノクトを付き添わすのでドムとアームとリョウで。行ってきなさい」
ノクトさんの、案内で商業ギルド着くと、邸宅2つ分はある大きな建物で、中に入ると受付が5つあり、空いている5番窓口に並び順調がきて、綺麗な虎耳受付嬢さんにドムが借金奴隷の、借金を返済に来ましたと言う。
借金返済用の、カードを出してくださいと言われ、出すと幾らぐらい返済されますかと聞かれたので、ドムが全て返済しますと言って全額払うと、奴隷所持証明書持たれる方はいますかと聞かれたので、アームが奴隷所持証明書を出す。
綺麗な虎耳受付嬢さんが、おめでとうございますこれで、ドムさんは奴隷から解放されますので、左手首のあざを消しますから魔法使いを呼びますので、明日の昼もう一度と言ったところで、ノクトさんが私が消そうと呪文を唱え消してくれた。
ドムが、俺に奴隷購入代の金貨200枚を返してきたので、有難くいただいたが仲間として青いつばさの、パーティーメンバーとして残ってくれないかと、尋ねるとドムがこちらこそよろしく頼むよ、リーダーと答えられる。
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