第9話 来世への旅

VOY S1-9 第9話


邦題:来世への旅


原題:Emanations


あらすじ……ある星の輪の中に、247番目の元素にあたる新元素を発見。調査に向かったチャコティ、キム、トレスは、放置された多くの死体を見つけた。どうやら新元素は、死体の崩壊過程で生じたものらしい。ところがキムは、死体を送り出している星へ飛ばされて、来世の存在を信じている種族と出会う。


コメント

死者を敬うことにかけては人後に落ちないチャコティと、

対象物を見ると研究したくなるのが性分になっているキムが

放置された死体を発見しまして、

キムがその死体を送り出している星へと飛ばされちゃうんですね。

キムが科学的態度でその異星人といかにつきあっていくか、

と思ってたら、異星人から研究の対象にされる。

面白くなってきました。


そんな中、キムと入れ違いに星から来たプテラって女性が

「死んだ後はどうなるのか」

という、かなり根本的な問いかけを

キャスリンに投げかけます。

「わたしではその問いには答えられないけど

答えはきっとある」

 艦長はやさしいね。


ハリーも、「君たちが死んだらどうなるかなんて

自分たちのことすら判らないのに」

と異星人へ誠実に答えています。

しかし話し相手のハティールは、

まるで姥捨て山のばあさんみたいに

家族のために死ぬなんて言うので

ハリーはちょっと、腹を立ててしまいます。


そんなこんなで、キムは一計を案じて

ヴォイジャーに戻るようにするんですが

キャスリンは帰ってきたキムに言います。

「若いうちにもっといろんなことを

吸収しておけば良かった(だからゆっくり考えなさい)」



キャスリンの思いやりは、深淵な真理を告げます。


「死は謎に包まれていて

まだまだ判っていないことが多い」


終わりがあるからベストを尽くせるって、

あるよね。

永遠の命はあこがれだけど

そのために今の人生をフイにしたくないなと思った

今日のVOYでした。



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