設定的なもの


やぁやぁ。こんにちは。この世界の主人公だと自負している男、三雲響です!俺が異世界に来てからだいぶ経ったのと、仲間がついに揃ったのでこの世界のことや俺達のプロフィールをまとめていこうかなと思ったわけ。


それじゃ、まずは俺と俺の仲間たちのプロフィールから行ってみよう!



【No.1】

名前:三雲 響(みくも ひびき)

性別:男性

年齢:27歳

種族:人族

外見:茶髪のツンツンヘアー、身長は180cmほどで異世界での冒険によりかなりガタイが良くなっているマッチョメン。異世界基準でそこそこ質の良い布の服を着ており、腰には直剣を携えている。

概要:天使のミスによって命を落とし、そのまま何の特典も貰えずに異世界に送られた哀れな男。いつか必ず天使をぶん殴ると固く誓っている。日本で生まれたので一切魔力が存在しない体であり、魔法を使うことが出来ない。魔力を感じることも出来ない。中々に利己的な性格で、異世界にて自分にとって都合のいい仲間を集めている。ちなみにめちゃくちゃ弱いが、周囲からは凄い人だと思われている。


《仲間からのコメント》

ユーリ「絶望の淵に立っていた僕を救ってくれた僕にとって光のような存在で、とても優しくて、とても頼りになるリーダーです!」


ミナ「……私が最初に心許すことが出来た人。私にとって1番大事な人。」


アレン「知略に優れた吾輩たちのリーダーであるな。それに研究対象として非常に面白い。」


フィレス「私に道を示してくれた命の恩人で大切な仲間ですかね。」



【No.2】

名前:ユーリ

性別:男性

年齢:15歳

種族:人族

外見:可愛い顔立ちをした青髪の男の子。女物の服を着せたら女の子にしか思えないような顔に華奢な体つき、モチモチの肌。服は響に買ってもらったモコモコの服を着ている。

概要:元々はとあるパーティーに所属していたサポーター。無能と言われるほどに支援魔法が弱かったため、パーティーから追放され、絶望していたところを響に目撃され、仲間へと勧誘される。その後、響に自身が無能である原因が呪いであると指摘され、ダンジョンに潜む呪いの主を倒したことで、回復、強化なんでもござれのチートスペックへと成長する。


《仲間からのコメント》

響「初めての仲間。優秀。チート。めちゃくちゃチョロい。」


ミナ「大切な仲間。支援魔法が規格外。あと気遣いができる。でもチョロいのはどうにかした方がいいと思う。」


アレン「仲間であり、共に魔法を探求する同士。とはいえちょっと騙されやすいのが玉に瑕であるな。」


フィレス「支援魔法が凄いです!まだあまりユーリさんのことは知らないですけど、優しくて頼りになります!」


【No.3】

名前:ミナ

性別:女性

年齢:16歳

種族:獣人族

外見:黒髪黒目の猫系獣人。肩耳が欠けていたり、肌には消えない傷がいくつもあり、少々痛々しい。毛並みはふわふわ。髪を隠すための大きめの帽子を被っており、服はフリルの付いた白い服をよく着ている。

概要:黒髪黒目という容姿で生まれできたため、【悪魔の生まれ変わり】と言われて村ぐるみで迫害、自分を産んだ両親からストレス発散の道具にされてしまう。その後、両親を惨殺して村から逃亡したが、奴隷商に捕まり、商品として売りに出される。自身の人生に半ば絶望していたところに響に買われる。当初は人なんて全員クズという認識だったが、響の影響で今は良い人もいるという認識に変わっている。俊敏な動きで敵を切り裂きまくる高速アタッカー。


《仲間からのコメント》

響「可愛い!強い!モフモフ!チョロい!」


ユーリ「初めて会った時はあまり関係性は良くなったですけど、今は心から大切な仲間だと断言できます!」


アレン「素早い動きに双剣による連撃が強みであるな。信頼出来る仲間である。」


フィレス「ちっちゃくてとても可愛いです!」


【No.4】

名前:アレン

性別:男性

年齢:18歳

種族:人族

外見:金髪碧眼のイケメン。細マッチョであり、貴族が身につけている豪華な装飾の服の上から自身の姿を隠すローブを身にまとっている。

概要:王都にある城で暮らしていた第5王子。魔法を探究し、極めることを信条として掲げており、日々魔法の研究に勤しんでいたが、実験をする度に城に穴を開けたり、地形を変えたりして迷惑をかけていたので、王子として地位を剥奪され、城から追い出される。その後、自身の研究室を建てるために冒険者となり、依頼をこなしていた。ある日、働きすぎで睡眠不足と栄養失調でぶっ倒れた所を響に助けられ、仲間に勧誘される。王家から追放されたとはいえ、アレンの根幹には王族としての民を思う心が備わっている。魔力運用の効率を高めまくっているので、適切に運用すれば魔力切れはほぼない。多種多様な魔法を扱えるハイスペック魔道士。


《仲間からのコメント》

響「低MPで高火力技出す強キャラ感。非常に優秀だが、俺の事を研究対象として見てくるのは止めてほしい。」


ユーリ「一緒に魔法を研究してる同士で頼りになる仲間です!……とはいえ、城の壁を壊したって聞いた時はちょっと引きましたけど。」


ミナ「私を忌避しないでくれたから良い人。空飛ぶの楽しかったからまた魔法かけて欲しい。」


フィレス「自分の信条を崩さない姿勢は憧れますが、体には気を使って欲しいですね。」



【No.5】

名前:フィレス

性別:女性

年齢:54歳(人間換算16歳)

種族:竜族

外見:赤髪ロングヘアーの清楚系美少女。普段は人間のような姿に擬態しており、頭には角を生やし、翼が生え、鱗があること以外はほぼ人間である。ベージュ色の服に緑色のロングスカート、その上から羽織るように外套を着ている。

概要:竜王の娘として生まれ、多くの竜が棲む村で暮らしていた。フィレスは幼い頃から好奇心が強く、そして納得出来ないことはしたくないという性格だったため、魔王の命令で他の種族を襲うという行為が嫌いだった。そのため、父に人間の街を滅ぼしてこいという命令に背いた。その結果、村から追放され、父に殺されかけた。命からがら逃げのびた先で意識を失い、空中から落下しているのを響達に発見され、救出される。その後、自身が居る街を襲ってきた竜王と同胞を撃退し、響の仲間となった。硬い鱗と剛力を合わせ持って、ヘイトを稼ぐタンク役。


《仲間からのコメント》

響「今まで会った中で1番攻略が難しかった。でも仲間にしてよかったと思えるほどに優秀。硬いし、力強い。」


ユーリ「竜って強くてかっこいいですよね!いつか竜の姿も見せて欲しいです!」


ミナ「自力で空を飛べるのが羨ましい。……でも胸が大きいのが気に食わない。」


アレン「竜の体がどうなっているのか非常に気になるね。これから頼りにさせてもらうよ。」




はい!仲間の紹介おしまい!なんかふと思ったけど、結構みんな追放されてんだね。ミナはちょっと違うかもしれんけど、あと顔とか体隠してるやつ多くね?恥ずかしがり屋の集団みたいになってるぞ。


それじゃ、次はこの世界の概要とキーワードを説明していくとしよう。



【バニシュメント】

響が送られた世界の名前。魔力溢れる豊かな大地に異常な天候の地域など、地球とは似ても似つかない場所。様々な種族が生息しており、人間や獣人、登場はしてないがエルフやドワーフ、魔物などが各地に住んでいる。


【魔王】

突如世界に現れた魔物を支配する王。何の目的で何のために世界を支配しようとしているのかは一切不明である。かつて魔王を倒そうと冒険者や王国の軍隊が攻め入ったが、倒すことは叶わなかった。ただ、そこでいくつかの情報は入手出来ており、魔法も肉弾戦もこなせる3mほど人型であり、火に弱いという弱点までは把握されている。


【魔力】

魔法を運用する際の燃料。体のどこかに存在する魔力の器に溜まっており、器から取り出すことで魔法を行使できる。魔法の規模や質によって魔力の消費量は上がる。


【魔法】

魔力とイメージ力で構成される法則。粘土のようなもので、魔力をこねくり回して、イメージ力で自分の作りたいものへと形を整え、出力する。よくある得意属性などは特に決まっておらず、どんな魔法でも使えるが、イメージ力が鍵となってくるので自身が連想しやすいものを主軸に鍛えるのが良いとされている。


【魔物】

魔物の定義は魔力を持っている生命体。よって全ての生物は魔物として定められるが、国を形成している種族は魔物として分類されない。魔王が生まれ、全ての魔物を統一した後、人間や獣人などの他種族と交渉し、1つの国として認めさせれば魔物と定義されなくなる。


【ルクス】

この世界の通貨単位。1ルクス=100円



まぁ、だいたいこんな感じだな。なるべく簡単に纏めたつもりではある。……にしてもホント長い旅だったよなぁ。その旅もそろそろクライマックスだ。さぁ、気を引き締めて最後を飾ろうか。




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