薄毛はいつだって男の悩み〜AGAは辛いよ〜

@bluemusic

第1話 AGAは辛いよ

低身長、ハゲ、低収入・・・


これらは現代の日本において女性にモテない要素最上位に入ると言われていることはみなさん疑う余地なく同意だと思います。


とあるインフルエンサーが170センチない男に人権はないと言いました。


僕は全然足りないので、だいたいいつも初対面の女性からは落胆する気持ちをビビビッと感じ取ります。


低収入も一時期、やりがいを求めて安月給の会社に転職したこともあり、ますます人権は奪われる気持ちでした。


さらに他の2作品を見ていただければおわかりいただけるとおり、男子校出身のため女性との会話が苦手。


つまり、コミュ障。


もっと言えば、コンタクトレンズも使いますが、視力が悪いのでメガネも使います。


モテない要素だらけの私にさらに追い打ちをかけたのがAGA(男性ホルモン型脱毛症)です。


今回は、僕がどのようにAGAと向き合い、闘ってきたのかご紹介します。


今ではすっかりM字(前髪・分け目)とO字(つむじ)ハゲになってしった僕。


家族の中にハゲ・薄毛の人はいないのにも関わらず、30代にしてすっかりAGAが目立つようになりました。


家族の中に薄毛の人がいないにも関わらず、実は僕はなんとなく、将来薄毛になるような気がしていました。


そう、思い返せば僕が18の頃から。


当時僕は受験のストレス、友人関係に関するストレス、恋愛に関するストレス、そして家族とうまくやっていけないストレスと様々なストレスを抱えていました。


ある頃から、無意識的に髪の毛を抜く習慣が2年くらい続いたのです。


そう、抜毛症と呼ばれる一種の病気です。


僕はもともと美容師さんにも髪が多いだとか髪が硬いとか言われていて、頭の形の悪さも相まって、髪型がうまく決まらず、髪が伸びると決まっていつもマッシュルームヘアに自然となってしまうことに悩まされていました。


そのため、自分の髪の毛が嫌いだったのです。


ストレスから、ある時、嫌いな髪の毛を抜くようになって、次第に髪を抜くことが快楽だと思うようになったのです。


このとき、ひょっとしたら、将来髪の毛がなくなってしまうかもしれないなと初めて思いました。


そう思ったものの、危機感はあまりなく、ひたすら抜く毎日。


一度抜くとなぜかやめられなかったのです。


こうして、僕の部屋ゴミ箱はあっという間に髪の毛だらけになったのです。

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