第4話モフモフな少女たちと共に2

突然の奇襲に戸惑いを隠せない。遠野と威嚇を続ける。

アンの眼前に、遠野がこの世界で二人目のケモミミ少女と

出会う。「トオノさん。私のから離れないでください」アンが

遠野に、自分から離れないように。遠野に言葉を吐きだす。

それを聞いた。遠野は「おぉ、わかった」と状況が理解できていないような

空返事をする遠野だった。置いてきぼりをくらう。遠野をおいて。

アンと謎のケモミミ少女が睨みあう。すると、二人は一瞬で

間を埋める。ここから、大バトルが始まる。そう思っていた。

遠野だったが、その目には意外な光景が目に映った。

「ヒミちゃん。久しぶりー弓の腕上げたねぇ~」

「アンちゃんもすごいよぉ。私の矢を一瞬でかわすだもん」

 一体、何が何だか。分からずにいると、遠野の方に顔を

 向ける。謎のケモミミ少女が、尻もちをつく。遠野の目線に

 合わせて。口を開いた。「先ほどは、すみませんでした」

 ぺこりと頭を遠野に下げる。ケモミミ少女。「はぁ?」

 「アンちゃんとこんな所で会えるなんて。思ってもいなかったから

 つい、自分の今の腕前をみせたくて・・・・・・本当に

 すみませんでした」深く頭を下げる。ケモミミ少女に

 さらに戸惑いを隠せない。遠野に、アンは「この子。私の

 幼馴染のヒミリア。村で一番の弓の達人なんだよ」アンが

 もう一人のケモミミ少女を遠野に紹介してくれた。

 それを聞いた。遠野は「あぁ・・・・・・どうもです」と

 淡白な言葉を吐き出した。アンと同じの狼の耳を生やした。

 ヒミリアと言う。ケモミミ少女のブルーの瞳に飲み込まれそうな。

 遠野の彼女の初対面の感想は「可愛い・・・・・・」だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る