僕がやりたいことをやる

ダンデライオン

第1話

 20XX年世界は終わりかけていた


 突如現れた原因不明の化け物たちによって人類は滅亡されかけていたのだ

 中には喰われ、殺され、化け物に寄生された者もいた

 

 そんな中、雨の中パンツ一丁で右わきにシャンプー左わきにリンス―を抱えた男が走っていた


 「なぜ、雨の日に傘を差さなければいけないのか、風で飛ぶし!!前、見ずらいし!!足濡れるし!!そこで僕は考えた全身が濡れればどうでもよくなるんじゃないか、で今それを実行中NAWAKE!!」


 誰もいないのに大声で独り言をつぶやくこの男は、そう僕である!!

 

 イケメン過ぎてバレちまったかな、フッ!!


 まぁこんな時代になったからね外に出る奴なんて誰もいないさ


 ましてや見られることなんてな...い?


 なぜあそこに化け物がいるのか、あぁ、あそことは息子のことではないぞ、あそこだ


 指をさす間もなく化け物はこっちに走ってきた


 

 「モテる男は困るねぇ、抱きしめてあげるよキ・ミ・の・こ・と」

 なんてことを言っていたら化け物は通り過ぎて行った


 「なんでやねん!!お前イケメンが目の前にいるってのに何で無視するの、しかも何でちょっとよけたの、おい!!待て!!抱きしめてやるよ!!このイケメンが直々にね☆」


そこで僕は抱えてたシャンプーとリンスを道のわきに置いておき走って化け物を追いかけ始めた


 「まてまて~!!」

__________________________


 「ねぇ、何あれ?」


 そう言って彼女は双眼鏡を仲間に渡した


 「んぁ?...うわ、やっば!!」


 「「なんでパンツ一丁で化け物追いかけてる奴がいるんだ!!」」


 「これは隊長に報告ね」


 「あぁ、運よく仲間に出来たら良いんだがな」

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