短歌の秋・光

 反省会会場です。ようこそいらっしゃいました。



 本文にも記したように闇属性の私は此度の短歌には不参加の予定でした。お題ってやっぱり難しいし。でも「祭だし参加したら?」とお声がけくださった方がいらっしゃいまして恐悦至極。語彙が少ない・・。

 

 その方の大ファンを通り越してもはや信者だったので嬉しくて舞い上がった勢いで参加してしまいました。案の定、闇になりましたが楽しかったです。亡霊になって綴りました。亡霊スタンスを結構気に入ったので今後も使いたい所存です。




◇走り出す 振り返らない背中越し 浴びる陽が溶く君の前髪


◇逆光に 後ろ姿が 遠くなる  変わらないでと 声は届かない


◇眩む朝 目覚めた窓に もういない ピーターパンの 夢を見ていた



 三部作です。推しが人気出るのは嬉しいけど寂しいという、しょうもない気持ち。


 コメント欄でも少し触れたのですがピーターパンは好きではありません。フック船長にした仕打ちがサイコパス過ぎて怖い。余談になりますがムーミンと機関車トーマスも怖くて見たくありませんでした。更に話がズレますが、公開当初ジャック・スパロウはフック船長だと思っていました。そんな先入観を持ったまま映画を観に行ってオーランド・ブルームが大好きになって帰ってきました。



◇まだ脆く 透明な星 手の中で離さずにいて 輝けるまで


◇手のひらに 握るぴかぴか照らし出す 二度とあの日を迷わないように



 それでも頑張ってるの知ってるよ、邁進するのを見届けたい。応援しなければという思いというか決意がこもってしまいました。まったくどうして変な使命感です。


 さておき、“二度とあの日を”の“を”に拘りました。“に”?ともよぎりましたが“を”でいきたかった。まだ詠み始めて半年にもなりませんが、これまでで一文字に一番拘ったように思います。


 お付き合いくださった皆様ありがとうざいました。ここに深く御礼申し上げます。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る