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『海とブドウ』感想」への応援コメント


  • 編集済

     レビューとご講評、ありがとうございます。

     空元気を出させてしまったでしょうか?

     「温かいストーリー」というレビューと、「シッカリまとまっていて爽やか」とのご感想に、ほっと一息しています。
     うんと厳しい講評もありかとドキドキしていたもので(見れば、他の皆様、プロデビューや書籍化を目指していらっしゃる方々ばかりで・汗)。
     ご承知頂いた通り、本作は、知り合いの作家さんの書かれた作品へのオマージュで、そちらの作品にあった要素(ポンコツな主人公、南の島から来るお姫様、等々)を、思い切り意表をついた別世界というという事で、日本の江戸時代を舞台に選んで、短編ドラマに落とし込んだという感じです。
     ただし、ストーリー等にはまったく関連性がなくて、確かに、主人公は、言うほどにポンコツでなくなっちゃったかも知れませんね。
     成功なのだか失敗なのだか、です。

     私も歴史は疎いのですが、江戸時代は、長い目で見ると、関ヶ原の合戦で獲得した領地の経営という農業社会から、商品性の高い物産を流通させる商業社会への変化の時代であったと認識しています。
     そういう意味では、主人公の弓削之介は、決して特殊な人物ではないという事になります。
     ただし、どんな歴史も、国中が「いっせいのっせ!」で変化するという事はなくて、常に、新しいものと古いもの、旧守と革新、懐古と未来への憧れが共存し混在しているのではないかと思っています。

     本作は、そんな事を小難しく考えた訳ではなく、ほんの小話程度のつもりで書いたのですが、ありがたいことに、「続きはないの?」というお声も頂きます。
     果たして続きが書けるかどうか、元々、自身の中にネタがあって書き出した作品ではなかったもので、どうなのかなという所ですが、私の中でも、主人公の弓削之介と駒姫は、愛すべきキャラになってしまっているところです。

     18作品中8作目に、拙作を取り上げて頂き、ありがとうございました。

    作者からの返信

    ご応募ありがとうございました!
    『江戸時代』と一口に言っても初期中期後期幕末に分けられるほど長い時代であり、その中で変化していった部分もかなりあるでしょうからね。
    今作では具体的にどの年代なのか書いていなかったと思いますが、小話ということであれば突っ込んだことをこれ以上考えるのはやめておきます。
    だとしてもキャラや内容は長編でも通用すると感じました。実際に続きを書くかどうかは別として、そういう作品を描ける作者さんだと思いますね。
    今後とも頑張ってください!