最強魔王、異世界に転生し無双する
甘ラテ
プロローグ
荒れ狂う炎、飛び交う氷の矢、上を見上げると、音に見合わないくらい綺麗な空をしている。
「はぁ、はぁ、上向いてないでこっちを見ろ、【魔王】」
「ん?【勇者】よ、やることは終わったか?」
「ダ、ダメージ0だ、と」
ん?ダメージ?あいつ攻撃してたのか、何してるのかわからなかった…
「【勇者】よ、お前の最強の一撃を喰らわせてみよ」
「…いや、ずっと、本気でやっているんだが⁉︎」
「は?」
いやいやいや本気も何も
「何もしてないだろ⁉︎」
グサァ「声に出てる、声に出てる、【魔王】声に出てる」
「おっそうか、すまんな!」
「謝る気ないよな⁉︎」
なんだか、勇者が怒っている何かしたのだろうか
「このまま、負けたまま終われない、最悪道連れでもお前を⚪︎す」
「おぉやれるもんならやってみよ!」
「くらえ【魔王】」
【自爆魔法】
「うおぉぉぉぉぉぉぉ」
「え?道連れってそういう感じ?」
勇者の体が光りだし、爆発し始めた。
「剣で差し違えるっていう意味だと思ったのだがのぉ…」
残念だ
そして、勇者の爆風により周りの建造物が跡形もなく消えてしまった。
…魔王は、その建造物の真ん中で呆けていた
「…我は、魔法は喰らわんはずだったのにな…」
魔王は呟き、自身の左腕を見た、いや左腕の残骸を見た
「はっはっは、これだから人間は面白いのぉ」
笑いながら魔王は聖剣を拾い上げ、自身の腹をぶち抜いた
100戦中99勝1引き分け
こうして世界に平和がもたらされた
多分
最強魔王、異世界に転生し無双する 甘ラテ @amate9246
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。最強魔王、異世界に転生し無双するの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます