転生したけどバカだった~バカだったので世界最強の力を持て余す~
隼ファルコン
序章 存在意義
第1話 前世の君
「早く準備しなさい!!もうすぐ始まっちゃいますよ!!!」
自分の部屋で寝ていたというのに、そういって俺を
「…わかったぁぁ。今行くから!!」
母が
俺の名前は「
見た目は…まぁ少しガタイがいいってことと、サラリーマンみたいな頭以外普通だ。そして中学3年生。季節は冬。
ということは…そう、高校受験が始まってしまう。
俺は自分で自覚している。自分がどうしようもないほど
『もう!!そんなんじゃ立派な
まぁお金を
名前を書くだけで合格だとか言われているレベルの学校だけどそれでも受かるか分からない
そう不安にもなりつつ受験の準備を進めていく。
(とりあえずペンと消しゴムがあればいいでしょ)
今、彼の受験の準備は
「母さん!!いってきまぁす!!」
「はい、いってらっしゃぁい!!」
そう、母とのやり取りを終えると志望校まで足取りを進めていく。志望校が決まって事前に母から 『あんたはバカなんだから、何回もこの道通って覚えなさい!!』と何回も志望校までの道を覚えさせられたので何とか志望校までは行くことができた。
「ここが『
目前にあるその高校を見て高木は体が
だがいざ高校を見据えてみると、高校で
そんな
「よし、行くか…」
校舎内に入ってみるとそこには、今までの
「はぁ…はぁ…危なかった」
何とか試験時間までに間に合った
あれだけほかの人たちよりも早く向かっていたのに結果だけで見たら最後に到着。遅刻ギリギリという時間まで校舎内を
「
(よぉぉぉし…気合い入れていきますかぁ…)
首を捻り、ボキボキと音を鳴らす。指の関節を折ったりし、心と身体を引き
「試験開始ぃぃぃ!!!」
試験官の開始の合図により、さらに身を引き締めていく。
(とりあえずは…名前…と)
まず名前を書き、解答を書き始めていく。すると突如ズキッッと頭が
(これ…まっずいなぁ…痛すぎるんご)
(あ…れ…)
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