小魔女日記
東朔 玄金
序章 横浜の魔女
神奈川県横浜市中区山手には、今でも様々な洋館や教会が建ち並んでいる。
観光に来た人は、ここだけ異国のようだと大袈裟に言う人もいれば、明治時代の名残りを感じると歴史ロマンスに浸る人もいる。
140年前の西洋文化と現代日本が組み合わさった港町、横浜。
そんな横浜には、秘密がある。魔女の一族が、山手の丘を越えた森林の白い洋館に暮らしているらしい。
魔女の一族は賢く優秀。でも、一人だけ一族の中で魔法が苦手な魔女見習いがいた。
彼女の名前はエマ。一人前の魔女になるため、生まれ育った横浜で修行している年齢不詳の少女である。
彼女の横浜での日常を、日記をとおしてみてみよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます