第12話
「それで、俺のところに強盗に」
「そうです!!ごめんなさい」
どうやら、夏が停学になったことの仕返しのつもりでやったようだ。
だが、春宮さんと夏宮さんと違って捕まった瞬間に怖くなってしっかりと謝罪をして来た。
「・・・」
春宮さんは流石に何も言わないでただ見ている。
「お願いです、家族と学校には言わないでください」
「もう、そう言う訳にはいかないよ」
「そ、そんなぁ」
「問題あったし、これからは逐一報告する約束にしたし」
「・・・ぅ」
愛宮さんは泣いてしまっている。春宮さんは俺を睨む。いや明らかに俺は悪くないだろう。
「とりあえず、大きな問題にはならないようにしてみるから、学校にも謝って、次はしないって約束して」
「分かりました。ありがとうございます」
はぁ、本当になんでこんなにされるのだろうか?
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