第8話

春に俺は信用されないまま時間は続いた。あれから春は体調が悪い日が多いようだ。


きっとサキュバスとして、栄養が取れていないんだろう。


「・・・春」


「来ないでよ!!」


「でも、春」


「いい!!あんたみたいな痴漢やろうでインキャのゴミにこれ以上頼るくらいなら、死んだ方がマシよ」


春は本気のようだ・・・もう完全に俺の言葉を信じてくれないし、


「・・・そうか」


俺は春に酷いことを言われたし、酷い嫌がらせもされた。だけど、死ぬようなことは流石に見過ごせない。


「もういい、俺は」


優は覚悟を決める。


「ちょ、優」


優は、春を押さえてキスをした。

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