第2話

「やめろ!!」


「優」


入学してから数ヶ月、


この学校はと言うより最近のある事件から普通の人間への差別意識が強くなって居る。


そしてこの学校も同じであり、俺達は差別され虐められるようになっていた。


「雑魚の人間の癖に、イキリやがって」


「良い加減にしなよ、優君」


春はもうすっかりこの学校の人気者になった。俺は最初は誇らしかったけど、もう仲良くない。むしろ俺達を虐めてくるリーダー格の一人になってしまった。


そうして、俺は先生が来るまでボコボコにされた。


「優、優!!」

同じ人間の夏ちゃん・・・


俺達人間は種族の能力的に何も力がないけど、こうやって守る事は出来るんだ。

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