第9話 「処分」

いじめを助けた後、空き家へと向かった。

インマヌエルに指示を出すからだ。

インマヌエル達が集まってきた。

「言われてたものなんとか持ってきましたけど足が着くのも時間の問題です。」

机に置かれたのは、大量の爆弾や武器だ。

どこから入手したのかは、大方予想できる。

きっとヤクザとかそのへんだろう。

「別にこのことは、関係ない。それより心の準備は、できているのか?」

インマヌエル達は、一斉に頷いた。

8月30日、行動を開始する。

数分後この場に来た前からの信者を呼んだ。

信者の中で顔を知っているのは、これだけか。

35人、真莉愛は、外させた。

「最近、勢力は、益々強くなって、顔を見せないから、みんな不安でしたよ?」

「それでいかがしたしましたか?」

信者達の顔には、笑顔が溢れていた。

「処分だ。」

右手を上げ、合図をだす。

インマヌエル達の一斉に射撃。

笑顔を消え失せた。

これで顔を知っている奴はいなくなった。

死体を全て海に捨て、家へ帰る。

決行は、明日。

もう戻れない所まで来た。

その夜の月は、赤く染まっていた。

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