第7話 「インマヌエル」

高校生行方不明事件の犯人自殺から7日と7時間14分後近くの空き家に特定の信者を呼んだ。

集まったのは、15人どれも体格が良く忠誠心も悪くない。

「ここに集まってもらったのには、理由がある。あの事件から約1週間が過ぎた。代わりに出頭してくれた信者は、よくやってくれた。」

拍手の音が聞こえる。

夏の真っ盛りだ。空き家には、電気が通ってないのでクーラーなどは、到底使えない。

「ここに集まった、お前達は、この世の中の舵を逆に回りにしてもらう。」

組織名「インマヌエル」

この日神の精鋭行動部隊。

成果は、多かった。

インマヌエルが作られて、1週間後、信者数が増え、この学校の七割が信者となった。

きっと不気味な事件があったからだろう。

蝉の啼く声が更に強くなっていった。


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