日記風のつぶやき

オッサン

第1話 新幹線に乗りました。

出張帰りの新幹線、運良く席に座れた。

通路の反対側におっさんが座ってすぐにテーブルを出してビールを飲み始めた。

もう18時半だし、出張帰りのサラリーマンはみんな同じだ。仕事が終わって一息ついて、肩の荷が下りたら一杯やる。

自分はサンドイッチを食べようとコンビニの袋から出していた。

で何気なくおっさんの方をみたら驚いた。


なんと、その前の席のじじいが、めいいっぱいシートを倒してふんぞり返って無○○品の袋からなにか出して食ってた。靴も脱いでた。

あれはきっと腹が苦しいから普通に座れないに違いないって感じのじじいだった。

隣のおじさんは、割と背が高いのもあってじじいの頭のてっぺんが丸見えだ。

自分ならその頭をひっぱたいて車掌を呼ばれていたかも知れない。

ものすごく不快な風景だった。


そのあと二人とも次の駅で列車を降りた。ほっとした。

外国人の家族連れが5人連れでやってきた。

お母さんと小さな女の子、お父さんは自分と同じ列、並びの席に座った。二人の少年は、前の席が空いているのに他の席を探している。みると○印の袋が前の席のネットに突っ込んであり、シートには食べこぼしが散らばっていた。そりゃ座りたくはないだろう。

やっぱひっぱたいておけばよかった。


少年達は前の方に席を見つけていたので安心した。

自分が降りるときにお父さんに声をかけてここが空くと伝えたら、サンキューと言われた。

英語が伝わってよかったです。

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