前のエピソード――人生を楽しむ唯一のカギは投資（証券取引のみを指しているのではありません）です。

──『人々にまじって生活しながら、しかも孤独でいる。これが、創造にとって最適な状況である。このような状況は都会にはあるけれども村とか小さな町にはない。創造的状況の他の構成要素は、きまりきったこと、刺激のなさ、さらに少々の退屈と嫌悪などである。（波止場日記）』──

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　2024年6月18日（火）。22時03分。

　こんにちは。井上和音です。

　そう。私は統合失調症患者。間違いないです。幻聴がわらわら聞こえます。

　発達障害も持っています。統合失調症になる前にWISE-3を計って言語理解だけが131でした。

　ワーキングメモリーとかは80代。FRONTIERSでは右脳が強化されることにより、絵や記憶の才能が発揮されるとのことです。代ってこの漢字であっているっけ。

　つまり私は元々は左脳が強いということで。はい。天才とは真逆の人生ということでした。

　しかし、左脳が強すぎるということで何かしらの障害を及ぼす可能性ってあるんじゃないの。例えば何もない空間から声が聞こえたりとか。「いい加減にしろ」とか今も聞こえてくるわけですが。

　そう。私は特別。特殊なのです！

　「こんにちは。年賀（いやが）らせです。井上さんは天才でしたか。ちなみに、そもそもが何故心療内科に行ったのかという話ですよ。心療内科に行くくらいの、不安障害とパニック障害が起こるきっかけがあったらしいじゃないですか。それ、人類の神経心理学の発展に貢献する可能性があるので、是非発表を。何をして障害が残るくらいに天才になったのでしょうか。どうぞ！」

　「飲酒」

　「笑（わら）」

　です。はい。急性アルコール中毒に陥った大学3年生の井上さんは、「あ、これ死ぬわ」と思って救急車を呼びましたが「酔ったくらいで呼ぶもんじゃないよ」と言われて相手にされませんでした。そうだよね。でもこれって死ぬんじゃないのと思いながら、なんとかぜーはー言いながらいつものごとくマイスリー錠を飲んで寝たのですね。

　「はい。質問。マイスリーを飲み始めたのはいつ頃ですか」

　「20歳の頃、浪人二年目。睡眠障害が酷すぎてセンター試験を三回目も寝てしまったので、試験中に寝ないように近くの内科で勝手に睡眠導入剤を貰いに行きました。そのとき貰ったのがマイスリーでした」

　以後、マイスリーは私に欠かせない薬となる。現在では幻覚作用が凄いので普通は処方されない薬となったマイスリー。これを20歳から毎日飲むことになりました。

　で。飲酒の話。

　飲酒しても全く酔わない謎の体質の井上さん。どれだけ飲んだら酔うのか実験してみたところ、意識を失い、気が付いたら3時間ほど意識を失い続けていました。ここで天国に行っていた可能性は高い。なぜか目覚めた。睡眠障害があるからね。鼻の骨を抜く手術をしたときに、絶対に破られないであろう強烈な麻酔の注射薬を、手術中に麻酔を破って目覚めてしまってあわや大惨事になりかけた井上和音さんの、不眠症の体質。飲酒で死ぬはずだった運命を救った、先天的な才能、不眠症。

　で。発達障害と分かった後は、運命の薬、コンサータ錠と出会う。飲んだら目がしゃっきりと目覚める、覚醒する剤。言っている意味が分かりますかね。なんか完璧に違法な薬と薬効はほぼ似ているらしいですね。幸せな数ヶ月ですわ。

　脳が覚醒。その結果、ありえないことが次々と起こる。詳細は『神さまはいる、と言ったら。』（https://kakuyomu.jp/works/16816700429010445225/episodes/16816700429010450992）へGO。

　で。はい。天才かと言われたらそんなことはなく。TOEICも460点でした。天才ではなくただの馬鹿ではと思います。

　後天的サヴァン症候群とか出てきました。私も「統合失調症の素質は無かった」「発達障害の診断は無かった」と母子手帳を見て医者から言われました。家系の中にも統合失調症の人はいません。じゃあ、何ですか。後天的に飲酒して倒れたから統合失調症になったのですか。

　鼻の通りを良くして酸素を吸いやすくして、マイスリーを飲んで、飲酒して倒れて、言語理解が異常に高いと分かって、コンサータ錠を飲んで、脳に普通ではあり得ない程の刺激を与え続けた結果、後天的な統合失調症になってしまったとそう言いたいわけですか。

　と。医者に聞いたら「はい。そうです。診断を付けるとしたら『突発性統合失調症です。突発と言えども一生薬を飲んでください』」と言われました。

　もう普通に話をやめていいですか。

　はい。サヴァン的な何かは特に無いということで。しかしながら、絵を描くとかピアノを弾くとか、まず絵を描く時間がないとその才能は分かりませんし、ピアノが無ければその才能も分からないので、私が天才かどうかは分かりません。ただ分かることは特に絵にもピアノにも興味はないということです。音楽は好きだけど。

　統合失調症っぽい話をしますと、月曜日に映像の世紀バタフライエフェクト香港、の中でブルース・リーが「水になれ」とか言っていて、先ほどの新日本風土記でも京都の水特集で、水と言えば水曜日なので、毎週水曜日が休みなんだから、その休みの時間を大切にしてくださいね、とメッセージを受けている感じがしました。

　何で、って感じですが、最近滅茶苦茶Kindleを買いまして。将来的にミステリで話が合う人と出会うための投資みたいな意味の分かるような分からないような理由で、メフィスト賞関係の本をいっぱい買いました。SFも買いました。ジョージ・オーウェルとか。1984年。哲学の本も買いました。あれだけカントを嫌っていたのに純粋理性批判を全巻買いました。読んだら楽しいんじゃないの。

　そう。人生を楽しめ。ニコマコス倫理学も買いました。哲学科で読んで大した本じゃないなと思ってしまいましたが、今読んだら新しい発見とかあるかもよ。

　都知事選挙が近くありますが、NHK党さんは「大量に立候補者を出してフェスのようにしたい」と仰ってました。海外の選挙ではお祭り騒ぎになるのが普通なので、日本もそんな感じになって投票率が上がれば、NHK党さんの大量の立候補の社会的意義も果たせるのではないのでしょうか。「清き一票を飲酒と共に！」みたいな感じで、酒を飲みながら投票に行けば、お祭り気分でみんな楽しく選挙が出来るのではないのでしょうか。ところが、最近になって渋谷区とかでは路上飲酒が条例で禁止になったので注意が必要ですね。確かに、選挙のたびに警察が出動とかなったらフェスになった選挙は弊害でしかなくなりますね。みんな楽しく投票に行きましょう。熊本に住んでいる、東京とは全く関係のない私が言っても何の意味もない気はします。飲酒が大好きな飲酒党とか考えていましたが、自民党、民主党、飲酒党、と候補者がいても語呂的には違和感はありません。私は急性アルコール中毒以来、飲酒が一滴も出来なくなったので飲酒党には入れそうにありませんが。

　天才になんかならなくていいよ。語り合える誰かと出会えれば、それが人生の目的なのだと思いますから。