第3話
『5年も使ってたしなぁ』
ケータイショップに向かう
『やってない、』
宇宙艦隊が現れてその周囲は必要最低限の社会インフラを残し、みな避難してしまってやっているお店が少ないのだ
『これで4軒目、はぁ、閉まってる』
途方に暮れ、近くの縁石に座り込む
『あれ、シューヤじゃない何か見たことあるなって思ったら』
そこにいたのは中学の同級生のエリカだった
『あっ杉原さん、どうもちょっと休憩してて』
『あっそ、じゃ私は用事があるから』
とケータイショップの鍵を開けて中に入っていこうとした
『あっ!ちょちょ待って〜!』
_
『へ〜、そんなんだシューヤ参加したいんだけどスマホがボロで駄目なんだ』
『はい、そうです』
『最新機種のがいいわね、これがいいんじゃない』
と探してきてくれたのは本体メモリが大容量でゲームに特化したスマホだった
『これなら快適に使えると思う』
『値段はいくらなの?』
『あ〜いいよツケで私が払っといてあげる世界を救ったあとに返してくれればいいよ』
『うそ、ほんとありがとうエリカ!』
こうして新しいスマホを手に入れた!
家に帰りセットアップをして、またいつの間にかインストールされていたアプリを起動する
参加しますか?
はい いいえ
『決まっている!ポイ活で世界を救ってやるぜ!』
《はい》ピロン
参加確認完了しました!
『よし、いよいよだ今日は早く寝よう』
それから1、2時間後
『すげ〜やっぱ最新で容量があるから重たいゲームも動くぜ、、』
チュンチュン朝になる
『うぅ朝か、』
ぼんやりしながら朝のいつもの支度をしていくうちに目が覚めてくる
『よし、行ってくる!』
『どうなるか分からないけど、頑張ってくるのよ』
『にーちゃん、頑張れー!』
『うん』
家をで、宇宙艦隊が見える広場に行くと他にも野次馬やらたくさん人がいる
『そろそろだ』
すると大空にまた大きなスクリーンが現れた
《では今から開始するがいくつか課題がありそれをクリアしながら30日以内に王座を手に入れてくれ、クリアできなければペナルティで指定した場所を爆破していく》
《まず拠点のLvを7日以内に10Lvに到達⇉14日以内に中級ダンジョンのボスを撃破⇉20日以内に川にかかる橋を渡り中央エリアに到達⇉30日以内に王座をとる》
『ステップアップじゃねーか!!』
ちなみにステップアップとはポイ活でいう段階的にクリアすればポイントが貰えるというやつだ
《スタート!フィールド展開》
世界が作り変えられる
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