三日月の天使襲来
モンゴル帝国が飛躍的に勢力を伸ばし、中国を呑み込み国号を“元”と改めた時代。
ローマ帝国では教皇が力を奮いオスマントルコへと十字軍を派遣していた頃。
日本は平安迄の朝廷政権から征夷大将軍が幕府を開く封建社会へ権威が移り変わる。
三つの政治的変動は世界に何を与えたのか。
私の邪推と愚考はこうだ。
『元寇』
西方の天使が
神の国権を蘇らせ、ローマ・カトリック教会と共に信仰を東西統一。更に広範囲へ。
その為にはヘブライの国にキリストの力を取り戻す必要がある。
ローマ教会では七面鳥を食らう信徒が槍を持ちイスラム教徒との対立を余儀無く実行する。
『シオの大虐殺』
オスマンの皇帝は神の力を欲した筈だ。
神の望んだ和解ではなく大量の血が流された。
真の神の子、救世主の来訪を渇望していた。
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