月と御飾りの天使
月読尊、アルテミス、セレーネ。
何れも月の神々だが、月読尊のみ男神である。
月桂樹や弓月、月魚や月の船のように月に纏わる神話は数多に見られる。かぐや姫、天女の羽衣もまた月から舞い降りた美しい天上の人々を記しており、基より月の人は天孫降臨を示唆するものだ。
斯くして月と太陽の二神は表裏一体。
更に月は28周期。
太陰暦を重視していた帝国は多々あり、皇帝や神官が月の神を御座なりにする筈がない。
月は太陽の化身。
同一神と捉えられていても可笑しくはない。
邪馬台国。卑弥呼の時代、既に鏡を祀り天上の神々を信仰し、占いによる政治を始めていた。古事記伝は奈良時代から記述されているため、天照大神の名が広く使われる前から鏡を神として祀る実情。
月も太陽も天空より光放つ唯一の存在、暦だけでなく生命維持に組み込まれているためだ。
基より天使は何処から来るのか。
其は他ならぬ
天変地異ーTempestテンペストー
を告げる役割を担っているからだろう。
天使は
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