楽園の卵

先に執筆した〖昼下がりのプール〗という創作がある。

その中に登場する二人は天使と人魚をモチーフとしているが、私が著したかったのは所謂いわゆるタブー〖禁忌〗の物語である。

半身が人間で魚のセイレーン、同様に鳥と人間を掛け合わせたクピドの恋愛は実を結ぶことが不可能となる。

鳥と魚では産卵は疎か交配すら叶わず、自然界において捕食関係という極めて危険なものである。無論、恋愛感情の有無は人間の頭を持つ生き物であることが最低条件として挙げられる。


私が書きたかったの事実だ。

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