タイトル[皆が駆けつける最終決戦]

絶望を超越するもの

タイトル[皆が駆けつける最終決戦]

無限に広がる何も無い空間そこには一人の勇者と一人の魔王がいた

お互いは死力を尽くして戦ったそしてこの一撃が最後の攻撃である


「全ての魔族よ我にその力を貸したまえ!」


「全ての人間よ俺にその力を分けてくれ!」


そうして世界から二人に全ての力が集まる

そして二人の脳内には今までの思い出が流れた



◇◇◇



「私は貴方のことが好きだから」


「やっぱり良いなこうゆうのって」


「王になると言うことは全てを背負うと言うことだぞ

お前と言う存在にそんな壮大なまでの覚悟はあるか」


「勇者とは特別な力を持つものでは無い

勇者とは勇気を持って戦いそして勝ったものだ」


「人間と魔族どちらかしか生き残ることはできない

共存の道は無い…………………だから諦めて再び覚悟をしろ」


「人と人は争う魔族と魔族は争う

それは天下統一をして維持時的どうにかする事はできるだが

人と魔族これらのどちらかが滅びるまで争う運命を

どうにかする事は誰にもできない」


「神はいないただ残酷な世界のみがある」


「皆のことを思うそれだけで無限に力が湧いてくるんだ」


「これが俺の守ることのできた景色」


「ここが始まるんだ我々の物語が」


「一つの存在では出来ることに限界がある

皆で力を合わせて頑張って行くんだ

それが人間という存在の本質なんだ」


「剣を握れこれがこの戦いの終わりだ」


「乗馬はこの俺の十八番なんだよ」


「何だこの意味不明な状況は」


「酒を飲んだからと言ってお前らバカをしすぎだ」


「我々の負けだ」


「よっしゃあ」


「やったぜ」


「この我が今ここに魔王と成る」


「この俺が今ここに勇者と成る」



◇◇◇



「これが最後の攻撃[[[ここに一はゼロに還る]]]」


「これが最後の攻撃[[[ここに一は無限に至る]]]」


そして二人の攻撃はぶつかり無限に広がる何も無い空間が崩壊して行く

そして二人は無に消えこの因縁の無限の戦いは続くそれに終わりは無い

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