最後まで奏でられなかった音楽(シーズン14)
殴り書き書店
第一章・第七十三話 Nao with GREED-LUMP①(奈緒グリライブ本編①)
1211 なんかおかしくね?
第一章・第七十三話【Nao with GREED-LUMP①(奈緒グリライブ本編①)】が始まるよぉ~~~♪
(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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073【Nao with GREED-LUMP①(奈緒グリライブ本編①)】
『か~~~~~め~~~~~は~~~~~~め~~~~~~波~~~~~~~~~ッ!!』
なぁなぁ、突然で、なんなんだけどよぉ。
みんな、知ってるか?
その昔な。
ドラゴンボールって、週間少年ジャンプに連載していた人気漫画がアニメ化された事が有ったんだけどな。
そのアニメのシナリオ進行するペースが、かなり速く。
あれよあれよと言ってる間に、いつの間にか、週間連載の本編に何度もアニメが追い付きそうに成った事が有るんだよ。
……そんでまぁ際だ。
そんな緊急事態に、アニメの方では「どうしていたのか?」と言えばだな。
①無理矢理作った様な『オリジナルの話』をアニメの制作会社が作るか。
②これまた無理やり作った様な『過去編』を放り込んでみたり。
③冒頭で前回の物語のあらすじを10分以上掛けてみたり。
④『1つの必殺技を約30分掛けて繰り出す』なんて言う、色々な姑息な手法で時間の引き延ばしをしてた訳なんだよ。
早い話、この4つのセコイ手法を織り交ぜつつも。
原作に追いつきそうなアニメの方を、ナントカカントカ無理矢理にでも引き伸ばしてた訳だな。
……っで今、何故俺が、この4点をワザワザ説明してまで『なにかを伝え様としている』のかと言うとだな。
『俺の周りの時間の流れだけが、なんか、おかしくないか?』って話を、みんなには伝えたかった訳なんだよ。
奈緒グリのライブを観戦する為にやって来た、東京ドームに到着してからって言うモノ。
なんか俺が④の『か~め~は~め~~~波~~~ッ!!』って言ってる間に、スゲェ長い時間が経過してる様な気がして成らないんだけどよぉ。
これって、俺の気のせいか?
駅前で真上さんと、チビ太に逢ってからと言うもの。
なんだか大分、時間が経過している様な気がしてならないんだが……
その上で眞子の奴が、な~~~んか②の過去編を語っていた様な気がしてならないんだが。
これもまた、気のせいって奴か?
まぁ……そんなもんを追及した処で、所詮は過ぎ去りし日の事だから、別にこれ以上トヤカク言うつもりはないんだけどな。
なんか腑に落ちねぇんだよなぁ。
(↑ただ単に2話半も出演がなくて、拗ねてるだけの俺)
***
……っとまぁ、そんな風に俺の感じた個人的かつ、些細な愚痴を少々零しながらも。
チビ太から受け取った眞子からの手紙に驚きを隠せないまま、此処で漸く、東京ドームへの移動を開始する。
早い話、真上さんと、チビ太の2人を携え。
奈緒グリのライブに向かう人ごみの中。
東京ドームの関係者以外立ち入り禁止地区に、少々焦りながら向かって行く訳だぁな。
……っで、なんとかかんとか、その場に到着すると。
ゲートの前に、警備員の服を着た見知った顔が2人程、雁首を揃えて突っ立ってた。
俗に言う、鮫島と、国見のオッサン所の馬鹿甥っ子だ。
なら、一応は知り合いだし、取り敢えずは挨拶だけもしとくか。
「うぃ~~っす」
「うん?あぁ、なんだオマエか」
「久しぶりだな……って程でもねぇか。この間、文化祭であった所だもんな」
「まぁなぁ。……っで、今日はなんの用だよ?奈緒ちゃんの陣中見舞いにでも来たのか?」
そうだな。
まぁ陣中見舞いって言うか、ただ単に奈緒さんの晴れ舞台を拝みに来ただけなんだがな。
……にしても鮫、どったん、その側頭部の怪我?
しかも、そんな風に包帯までグルグル巻いてる次第だしよ。
序に言えば、横に居るダメ店員の方も、顔面に大きな青タンを作って、なんかボロボロだな。
その様子じゃあ、2人して東京の街中で熊にでも襲われたのか?
「おぅ、まぁそんなところだ。……つぅかよぉ鮫、その頭どうしたんだ?その包帯って、なんか新しいファッションか?それとも綾波レイの真似とかか?」
「うん?あぁこれか?これは昨日よぉ。ドームで一悶着あってな。この有様な訳だ。まぁ業務中に起こった事だから、詳しい事情までは話せねぇけどな」
異な事を言うなぁ。
街中で熊に襲われたんなら、別に隠す程の事でもないと思うんだが……
まぁつっても、その程度の怪我なら。
良い所、熊じゃなくて、ファンとの間で小競り合いでついた怪我って言うのが正解だろうな。
故に、これ以上は、そこには触れないで置こう。
「ハァ~~……ドームを警備するってのも、大変なもんだな」
「まぁなぁ。だからこそ、こうやって奈緒ちゃんの周りを万全の警備で固めなきゃならねぇんだけどな」
「そりゃあ、お勤めご苦労さんなこったな」
うむうむ、奈緒さんの警備をシッカリ頑張ってくれ給え。
その間、オィちゃんは、オマエの分までライブを目一杯楽しんでくるからな。
但し、その間に、なんか有ったら、ただじゃ置かないぞ。
「おうよ。その辺は任せとけ。……ってかオマエ、また違う別嬪さん連れて歩いてやがんな。よくもまぁ、毎度毎度、そんなに違う女の子ばっかり連れて歩けるもんだな。感心するわ」
ゴラァアァァァ~~~ッ!!この鮫公だけは!!
チビ太の女郎は、別にどうでも良いとしてもだな。
突然、真上さんの前で、なんて人聞き悪い事を言ってくれちゃってるんだ、オマエは!!
それじゃあまるで、俺が女誑しみたいに聞こえんじゃねぇかよ!!
誤解されるかもしれないから、そう言う物言いだけはマジで辞めんか~~~い!!
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【後書き】
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです♪<(_ _)>
今回から始まりましたシーズン14『奈緒グリライブ本番編』
第一章・第七十三話【Nao with GREED-LUMP①(奈緒グリライブ本編①)】の冒頭は如何でしたでしょうか?
いやまぁ、そうは言ったものの。
毎度毎度の倉津君の愚痴から始まっているので「いかがでした?」も、どうもこうもないのですが。
まぁ流石に今回ばかりは、シーズン13で私自身が④の「か~め~は~め~波!!」をやらかしちゃいまして、丸々2話分以上も本編での登場がなかったので許してやっておくんなまし(笑)
さてさて、そんな中。
漸く辿り着いた東京ドームの会場なのですが。
これはまた、会場の中に入るまで一悶着ありそうな雰囲気。
それらの困難を倉津君は、上手く抜け出す事が出来るのか?
次回は、その辺を書いて行こうと思いますので。
良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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