航海日誌への応援コメント
何だか懐かしさを感じてしまうようなお話でした。
船が話すことが、子供のころの絵本を思い出させるからでしょうか。
ゼファーの言葉が少なくなっていって、ついには一緒に走れなくなるシーンは涙なしでは読めませんね。短編でここまで心を揺さぶられるとは思いませんでした。
そのようなお話を読ませていただき、ありがとうございます。
作者からの返信
こんにちは。成野淳司様。コメントありがとうございます。
まさに童話のような短編を目指してみました。成野淳司様にそう感じていただけて大変嬉しいです。ゼファーの言葉がだんだん少なくなっていくにつれ、逆にテセウスの言葉は増えていきます。長い時間を経て互いになるというテーマを込めました。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
航海日誌への応援コメント
もう、航走れない……
ゼファーを残していくシーンが、あまりに悲しくてたまりません
私の庭には毎日、カラスアゲハという蝶がやってきます。
真っ黒で大きくてとても美しい蝶です。
でも、だんだんと羽が痛んでくるのが悲しいです……
彼らは、たった一対の羽で生涯を生き抜いていかなければなりません。
痛んだ船体と帆……
それでも必死に生きて、海を航走る船は
なんだか目の前の蝶にも似て、生きるということの不可逆性を…感じてしまいます
ゼファーに名前をもらったテセウス
彼は、いつかきっと世界を一周できると信じています✨
作者からの返信
こんにちは。天川様、コメントありがとうございます。
長い人生は自分のものですが、それを歩むのに誰かと一緒だったらきっと寂しくもなくなると思いました。テセウスもゼファーも自分をすり減らしながらも、立派に最後まで旅をしようとしました。カラスアゲハもきっと辛いながらも美しい生を歩んでいると思います。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
航海日誌への応援コメント
初めまして
ありすサンの企画から読ませていただきました。
タンティママンことタンティパパです。
幻想的で、描写が脳内に映るステキな物語でした。
お願いなのですが、ファンアートでこの童話の挿絵描かせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
ザックリとラフ絵を描きました
アタシの近況ノート
『⭐︎⭐︎オネェ口語文講座 応用編~!!アップぷぅ〜』に画像を貼り付けています。
他のファンアートを見ていただければ分かると思うのですが、アタシのファンアートは、アニメで動きます。
出来た時にお知らせしたいのですが、問題無ければ近況ノートを開いていただけると、ありがたいです。
出来上がりはひと月かかる場合があります。
ご検討のほどよろしくお願いします。
作者からの返信
こんにちは。タンティパパ様、コメントありがとうございます。
挿絵の件、とても嬉しいです。お願いだなんてとんでもないです。むしろ描いていただきたいほどです。ノートの方を伺ったのですが、あのレベルでラフ絵なのですか? とても素敵で驚いてしまいました。船にはあまり詳しくないのですが、タンティパパ様に描いていただいたラフ絵を見て「これだ!」とピンときてしまいました。アニメーションもつけていただけるということで是非ともよろしくお願います。
出来上がりをお待ちしております。よろしくお願いします。
この作品を読んでいただき、そして挿絵まで、大変ありがとうございました。
航海日誌への応援コメント
深みのある童話のような作品、素晴らしかったです。船の第一人称新鮮でした。
周りの作家さん達と、最後の女の子の瞳の色について話しています。
この赤い眼の色は何かを示唆されているのでしょうか?(もし差し支えなければで結構です)
作者からの返信
こんにちは。🌳三杉令様、コメントありがとうございます。
赤い瞳はご期待に添えられず申し訳ないのですが、特に深い意味はないです。「赤」は地域によっては崇められる色とも蔑まれる色とも称されますが、ここでは不吉という意味で、この女の子の瞳を「赤」にさせていただきました。その赤い瞳を周りから恐れられているから友達ができない、ということですね。
ただ強いて言えば、「赤い瞳」の女の子よりも「リカ」という名前の女の子として注目して欲しいです。りかは李の花、つまりはスモモということで、スモモの花言葉には「誤解」があります。せっかくロミの街に戻ってきた船にカモメは気付きませんでした。見た目はゼファーになってしまった船は帰ってきたのに、カモメはこの先も待ち続ける、「誤解」し続けることになるでしょう。という意味で彼女の名前を「リカ」にしました。
この作品について議論していただけるなんて、とても嬉しいです。それなのに特に何も考えていなかっただなんてお恥ずかしい限りなのですが、赤い瞳に🌳三杉令様なりの解釈をしていただけたら幸いです。
この作品を読んでいただきありがとうございました。
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レビューのほうに書きそびれましたが、
「世界で一番おかしな船」になったテセウスを描写する最後の場面が
他人からの視点なのもいいですね。
個性は、自分では気づかなくても周囲からは一目瞭然だったりしますし。
作者からの返信
こんにちは。ユウグレムシ様、コメント並びにレビューまで大変ありがとうございます。
「テセウスの船」というモチーフに気づいていただけてとても嬉しいです。船を通じて人生を表現しようとしたのが本作です。故郷を出、友達ができ、世界の優しさに触れながら海という名の人生の厳しさと寂しさを感じとって大切な人と出会う。自分らしさを船の外見で表現しましたが、変わってゆく自分に「テセウス」は気づいていなかったでしょう。ユウグレムシ様にしていただいた解釈、とても素敵でした。
最後に丁寧なレビューを書いていただき本当にありがとうございました。この作品を読んでいただけてありがとうございました。
航海日誌への応援コメント
コメント失礼します。
昔読んだ絵本のような、優しい物語でした!
ゼファーとの距離が離れて、別れなければいけないシーンは切なかったですね。
新たな出会い、テセウスの旅はまだまだ続くのですね。
作者からの返信
こんにちは。篠崎 時博様、コメントありがとうございます。
優しい物語と行ってくださり大変嬉しいです。テセウスの長い長い旅道では、たくさんの出会い、そして別れがありました。それでもめげずに前に進み続けなければならない、それは私たちの人生も同じですね。
この物語を読んでいただきありがとうございました。