日記「ナン」


 私自身は無印にあまり行くことはないのですが、せっかくディフューザーをもらったので、この間久しぶりに行ってみました。


 そこでナンの粉という物を見つけて、インド人の出しているナンは好きなので、グリーンカレーと合わせて購入しました。

 他にもバターチキンカレーだけで6種類ほど店頭に置いてあり、色々なカレーや炊き込みご飯の素など、見ているだけでよだれが出てくるような商品がありました。

 ぜひ行ってみてください。


 で、早速作ってみたのですが非常に難しいです。手にへばりつき、こねてもこねても生地にならないので塊のまま焼いて食べました。

 インド人の技術を思い知ります。

 謎に出現しているカレー屋さんは伊達ではないんですね。



 初めは趣味で始めたのですが、web小説、難しいですね。


 まず、小説自体が難しいです。

 細かな人物描写や風景描写というミクロの難しさと、大まかな全体の流れ、あらすじを作るマクロの難しさがあります。

 文豪が作っているかのような難解で読みづらい文章や、伏線の張り巡らされた複雑なストーリーなどもあれば、簡単に思いつくような設定のものもあります。

 これ面白いな、と思えるような作品に出会うのも中々難しいです。


 次に、web小説特有の難しさがあります。

 まず、自分の書いた作品は読まれないですね。

 数多の作品の中から選ばれるには、テンポ、魅力的な設定、キャラクター、理解しやすいストーリーが必要だと思いました。

 インパクトのある主人公や、共感し易い追放された主人公が好まれます。

 なろうのランキングがあぁなっているのも頷けます。作者の方が多いのです。


 改行と、段落が文章のスピード感の演出に用いられていることに気がつきました。

 文芸科の方々はそういうものを学ぶのでしょうか、私には大学のレポートくらいしか文章を書いた経験がありません。


 例えばなのですが、


ーー今日、あの人は学校にこなかった。担任の先生が言うには、登校する際、交通事故にあって、今病院にいるらしい。

 私は慌てて学校を飛び出した。「そんな、」

 目の前の赤い信号の切り替わりが私を焦らせる。

 私の大好きな、彼は無事なんだろうか。

 

 これを弄ります。


ーー「そんな、」

 私は学校を飛び出した。

 病院へと向かう息が荒くなる。

 大好きなあの人は、無事なのだろうか、


 信号の切り替わりさえ待ち遠しい。

 


 四十秒で考えました。ドーラ、許してください。


 上と下はほぼ同じ意味ですが、情報量とスピード感が違います。

 作者に取っては取捨選択と整理整頓なのですが、読まれる方は違います。上が好きな人もいれば、下が好きな人もいるわけです。

 小説が難しい理由の一つがこれだと思います。

 上の文をもっと難しくされる方も中にはいらっしゃいますし、私も頑張りたいです。



 

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