第14話
光太郎は、空を羽ばたきながら、缶コーヒーを飲み。
緑色の大空を見つめた。
「こんな色になってしまったけれど、世界って綺麗なんだな……鈴姉……」
鈴姉は……あの後で、消防車や救急車とかがきたけど、結局助からなかった。
なんか、今までずっと黒い物体を全て倒しても、スッキリしないんだな。
「あれ? またあのカプセルだ!!」
大空から、カプセルが大量に降り出してきた。
地上へと落下するカプセルは、容赦なく地面に激突し、破裂する。
ここからよく見ると、着弾したところから大きな水飛沫が広がっていた。
遥か空から、次から次へと降りだすカプセルの数は今度は凄まじく多かった。
「こんちくしょーー!!」
光太郎は、缶コーヒーを空中で捨てて両手に炎を宿した。
それで、炎で破壊汚水を焼き払おうとしたら、空の上から声を掛けられた。
「あー、君。やめといた方がいいよ」
「ああーん?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます