第7-2話 オッサン齢53歳にして慢心する

 5階まで来るとセーフティエリアは1階の半分くらいになる。


 こうやって下に行くほど狭くなっていくんだな。


 少し歩くとオークを見つけた。


 スリングショット ダメージ0

 堪忍スキル発動  回復1

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 乾坤一滴発動   ダメージ1

 堪忍スキル発動(奪命分) 回復1

 堪忍スキル発動(乾坤一滴分) 回復1

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 乾坤一滴発動   ダメージ1

 乾坤一滴発動   ダメージ1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 連撃の鉢巻発動


 奪命の指輪発動  ダメージ0

 乾坤一滴発動   ダメージ2

 乾坤一滴発動   ダメージ2

 乾坤一滴発動   ダメージ2

 乾坤一滴発動   ダメージ2

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 連撃の鉢巻発動


 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 乾坤一滴発動   ダメージ4

 乾坤一滴発動   ダメージ4

 乾坤一滴発動   ダメージ4

 乾坤一滴発動   ダメージ4

 乾坤一滴発動   ダメージ4

 乾坤一滴発動   ダメージ4

 乾坤一滴発動   ダメージ4

 連撃の鉢巻発動


 乾坤一滴発動   ダメージ8

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 堪忍スキル発動  回復1

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 連撃の鉢巻発動


 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 奪命の指輪発動  ダメージ0

 乾坤一滴発動   ダメージ16

 乾坤一滴発動   ダメージ16

 乾坤一滴発動   ダメージ16

 連撃の鉢巻発動


 乾坤一滴発動   ダメージ32


 圧倒的では無いか我が装備は!


 ここまでのダメージ総量は127、なのでオークのHPは95〜127の間ってことか


 これならボスもいけるな!


 早速フロアボス倒しに行こう!


 フロアボスは次の階層に行く入り口の前に居るものらしい。


 そこには、大楯を片手で持って、馬鹿でかいメイスにスケイルアーマー、バイキングヘルムを被った通常のオークより2回りほど大きなオークがいた。


 凄い迫力だ。


 オークボスが吠える。


 気のせいかなんか赤いオーラが見えている気がする。


 突進してくる姿がめちゃくちゃ怖い!


 だが、1発だ!1発当てれば俺の勝ちで!


 突進してくる恐怖に耐えて、震える手に喝を入れる。


 よく狙ってパチンコを放つ。


 見事に命中した!


 俺の勝ちだ!


「ブヘラ!」

 とんでもない衝撃と共に俺は吹っ飛んだ。


 オークボスはピンピンしていた。


 完全に混乱してしまう。

 オークに殴られた事を自覚するまでの僅かな時間ボーッとしてしまった。


「ヒィィ」

 漫画の雑魚敵みたいな声を出しながら必死逃げる。


 もう俺の頭の中には恐怖しか無かった。


 殺される!


「死にたくない死にたくない死にたくない!」

 そう叫びながら必死で逃げる。


 反撃なんて考えもしなかった。


 必勝の戦法が通じなかったのである。


 ろくに戦闘訓練もしていない、装備も揃っていない、レベリングすらしていない。


 唯一の手段が、自身で考えついた最強理論がまったく通用しなかった。


 もう逃げる以外考えられなかった。


「オブハァ」

 2発目が命中する。


 HPがごっそり持っていかれた感触が全身を抜ける。


 少しでもいいから走り込みしておけば良かった!


 更にもう1発殴られる。


 自分のHPがあと僅かなのが自覚出来る。


 間一髪4発目をギリギリかわしてセーフティエリアに転がり込んだ。


「助かった」

 極度の緊張から一気に解放されたせいか、その場で意識を失った。

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