とある地方の市役所が庁舎を建て替えるときに、最上階を一般市民も利用可能な展望レストランにしました。

構想だけは何だか、カッコイイですよね。

試しにオープンしてから暫くして、仕事帰りに仲間と夕食を食べに、展望レストランに食事に行ってみました。

オープン当初とは違い、閑古鳥でしたよ、だって展望レストランから観える景色、夜景が綺麗なわけでもなく、街の住宅の屋根が観える程度の残念風景でしたから・・・おまけに名物料理等もあるわけではないから、行きたい食べたいと思えるものが何にもない。

理想と現実のギャップ、これがお役所仕事か～と思ったものです。

当然の如く、何年かして、展望レストランの業務委託を受けていた業者さんが、閑古鳥での不採算に耐えられず、このままでは倒産の危機とかで、撤退しましたよ。

什器を廃棄処分しているところに丁度出くわしたので、廃棄するなら記念にと無理なお願いをして、展望レストランのマークが入ったお皿とスープカップを一枚づつ頂きました。どうせこの後、全部処分場に持って行くだけだから良いよってくれましたよ。

こんにちは！
私は新庁舎の上の食堂がお気に入りでしたが、いつの間にかなくなってしまったのですね。
なぜ新しく庁舎を作ったのに混雑が激化するのか理解に苦しみますし、そんなところにわざわざ食事に行かなくても近くには中華街だってありますからねえー。
偉い人の考えることは分かんないですネ！